婦人の時間(1964)というトーク番組に出演した市川崑監督をNHKアーカイブで放映していた
東京オリンピック撮影当時だから監督まさに充実の年だったろう
前半は司会者と二人で後半は 池部良 淀川長治 両氏が加わる
皆さん若い
話の中身はさておき
市川監督は対談中ひっきりなしに煙草をふかす かなりヘビーなスモーカーです
最近はドラマの演技でも喫煙場面は少ないだけに出演者が咥え煙草で話す様には違和感を覚えてしまいました
だけどあの頃の僕らも喫茶店でああやって煙くゆらしながら長いこと話し込んでいたわけで…(今はもう吸わない)
演出の小道具として煙草はツカイデがあったと思う
煙草吸う人が多かったから煙草を使った心理描写は工夫のし甲斐があったことだろう
でも映像の市川監督の喫煙所作に風情や趣向はうかがえずただの口寂しさのようにしか見えない
もっと言えば強度のニコチン中毒症状
唇が火傷しそうなほど短くなるまで離さないので見ている方が気が気でない
監督は煙草に何をみていたのだろう
煙くゆらし頭の中で映像を奔放に動かしていたのかもしれない
吸い込み吐き出しした煙は監督の感性さながらに風と舞い群衆の中を漂い
フィルムにならなかったイメージたちと空に消えていったことだろう
東京オリンピック撮影当時だから監督まさに充実の年だったろう
前半は司会者と二人で後半は 池部良 淀川長治 両氏が加わる
皆さん若い
話の中身はさておき
市川監督は対談中ひっきりなしに煙草をふかす かなりヘビーなスモーカーです
最近はドラマの演技でも喫煙場面は少ないだけに出演者が咥え煙草で話す様には違和感を覚えてしまいました
だけどあの頃の僕らも喫茶店でああやって煙くゆらしながら長いこと話し込んでいたわけで…(今はもう吸わない)
演出の小道具として煙草はツカイデがあったと思う
煙草吸う人が多かったから煙草を使った心理描写は工夫のし甲斐があったことだろう
でも映像の市川監督の喫煙所作に風情や趣向はうかがえずただの口寂しさのようにしか見えない
もっと言えば強度のニコチン中毒症状
唇が火傷しそうなほど短くなるまで離さないので見ている方が気が気でない
監督は煙草に何をみていたのだろう
煙くゆらし頭の中で映像を奔放に動かしていたのかもしれない
吸い込み吐き出しした煙は監督の感性さながらに風と舞い群衆の中を漂い
フィルムにならなかったイメージたちと空に消えていったことだろう