東北の老舗デパートが閉店というニュースを見て
あれ、どこのデパードだろうと思っていたら
花巻のマルカン百貨店とのことだ。
特に馴染みのあるデパートではないけれど
南花巻の温泉に行ったときに花巻市に立ち寄り
ぶらぶら歩いていたときに一度入ったことがある。
マルカン百貨店のある通りは街の中心繁華街
なのに人通りも少なく閑散としていて
なんだかさみしい街だなぁと思いながら通りを歩いていた。
そうして通りかかったマルカン百貨店にフラッと入ったのだが
そこはホントに昔ながらの百貨店で
エスカレーターなんかも一人で幅いっぱい。
まばらな買い物客とたいして魅力のない商品陳列。
それらをぼんやり見渡しながらエスカレーターで上の階へ上っていった。
そして、ビックリ!
レストランというより食堂といった方が似合う飲食フロアが
なんと、人でいっぱいなのだ。
まるで市内の人がみんな集まっているのじゃあないかと思うくらい
人でいっぱいなのだ。
ここだけが異次元の賑わいと活気を呈していて
驚きと一緒に笑いがこみ上げてきたものだった。
いや、新鮮な驚きでした。
このレトロな百貨店の空間に奇妙な親しみと憧憬を抱いたものでした。
マルカン百貨店は1973年創業とのことだ。
展望レストランには名物メニューがたくさんあるらしい。
このソフトクリームもその一つ。
※写真はGoogle検索で拾ったものです。私ではないです。