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身の回りは依存症だらけ?

2019-05-29 18:25:38 | エセー

自分の身の回りをよく見ると

 てれびCMをはじめとする広告は、カモを誘い出す絶好の機会で、ひとり依存症のカモが見つかれば、その人間から生涯にわたって毎年数万円を吸い上げることができる。

 

 

このネットを見なければ、この商品を買っていなかったとか、テレビを見なかったら、こんな食べ物買わなかったなど何と多くあることか。

 

テレビやネットは光線を出している。あの光に人間は、弱いのだ。見ないように自制をかけにくい。

 

また、この「はまる」という言葉を聞くと、身の毛ががよだつ嫌な言葉だ。

何時頃から、この言葉が流行り出したのか。

 

現代は、何かにはまる依存症の社会になっている。携帯、メール、アルコール、テレビ、インターネット、パチンコや競馬などのギャンブル、甘い物、ゲームなど、数え上げればいくらでも出てくる。

その依存症の誘う大きな原因がテレビのコマーシャルやインターネットの広告ではないか。

普段から、何気なく見るとひっかるように出来ている。危ないな、と用心しないと、いつ、広告の奴隷になるかわからない。

 

特に、ひどいのが、アルコ―ル、パチンコ、ゲームが目立つ。

 

和田秀樹著 『「依存症」社会』

 

1 テレビのコマーシャルでアルコールの宣伝をして、自殺者が増大?

 

 「マスコミは、飲酒運転の事故でなくなると大騒ぎするが、アルコール依存症で毎年何千人もの人間が自らの死を選んでいることには言及しない。何か恣意的な意図があるのではないか」と。

 

かなり、アルコールで鬱を引き起こし、自殺者が出ているという。

新聞やテレビでは自殺したということはあっても、なぜ、死んだのか、を言わない。

それを言うと、コマーシャルのスポンサーから相手にされないからだ。

日本では子供から大人まで、テレビで言っている事を本当だと信じている人が多すぎる。

 

 テレビを見る時は、健康番組でも、なぜ、今、この食べ物を何度も勧めるのか、考える必要がある。反対に、これを食べると、欠点は何なのかと。

 

 

 街の至る所でビールなど自動販売機が設置され、コンビニでも簡単にアルコールを買うことができる日本は特殊のようだ。

 これほどアルコール飲料のCMが日常的に流されているのは先進国では日本だけ。

 

 

 アルコール依存症になりやすいのは、キッチンドランカーのように、原則的に家でひとりで飲んでいる人で、ひとりで鬱々と飲んでいるうちに、アルコールが抜けた状態ではいられないようになり、常にお酒を口にするようになるようだ。

 

 

 

2 パチンコ依存症になると、平気で炎天下の中、車に赤ちゃんを放置してしまう?

 

 

帚木蓬生氏によると、いまや日本のギャンブル依存症は200万人、その九割はパチンコ・パチスロ関連だという。パチンコ産業の約19兆円もの売り上げは、200万人のパチンコ・パチスロ依存症から吸い上げている。

 

 

 炎天下で車に赤ちゃんを放置する件が多発。これは、パチンコをすることだけしか考えていない人間が、赤ちゃんまで気が回らくなったからです。

 

 また、借金してでもする。こういう神経になるのは、明らかに病気ではないか。

 

世間では自己責任で片づけるが、何とも冷たいイメージがするが。

 

 

  台湾や韓国でも、以前は日本同様に、パチンコが大流行。

 しかし、あまりに熱中しすぎて、事件を起こし、社会問題になったので、台湾では台北で全面禁止。その他では、まだ、残っているようだ。

 韓国では、2006年に換金が禁止され、事実上パチンコ産業は崩壊。

 

 それで、韓国のパチンコ依存症に人は、お金を持っている人だけが、ツアーを組んで、日本へ来る。東京見物も京都見物も富士登山もしないで、パチンコ店へ行って打つだけのツアーだという。

 

日本では駅前に堂々とパチンコ屋がある。朝の開店前から並び出す。生活保護を受けている人が多いという。

そして、子供を熱中症で殺してもやめられないパチンコ。

 

 

 3 ゲーム依存症でこれからの日本の知能はどんどん低下する?

 

  OECDPISA(生徒の学習到達度調査)では、2000年に日本は数学リテラシーが世界でナンバーワン。

 2006年に十位。

そして、その後、急降下している。いまだに日本は世界でも有数の偉い民族だ、と信じている人がいるが、若い世代を見れば、世界有数どころか、アジアの後塵を拝するレベルになっている。

 その理由は、ゆとり教育だった。

 また、ゲーム依存症が100万人いるという。その影響もあるようだ。

 

4 依存症ビジネスで成立する日本に将来はない?

 

 

日本が世界を席捲する工業製品を生み出して来た時代は、モデルチェンジするたびにマイカーを買い換え、一、二年でマイナーチェンジする家電製品を揃える消費者がいたから、新製品の開発が進み、高品質の製品を生み出せた。

 

 

  日本には依存症ビジネスがあふれている。アルコール、パチンコ、ゲーム、携帯電話・・・・・、いまや成長産業は依存症ビジネスばかりです。健全な消費が減少する一方で、依存症消費が増加している日本。

 

 

 今、ラインの通知があると、すぐに返答しなければならない、という強迫観念がある。そうなったら、依存症の予備軍だと言えるのではないか。