捻挫実況
昨日、右足首をひねってしまい捻挫してしまいました。
動かすと非常に痛いので、歩くのもままならない状態です。
災害が発生し、段差の多い所を歩き回った時、止むを得ず停電などにより、暗い道を歩かねばならない時、転倒 捻挫 骨折 脱臼などが発生してしまう事は大いに考えられる事です。
このような状態は、実際なってみないとわからなく、平時などどうしてもそんな事になってしまうとは、考えもつきません。イテテ
痛いので、あわてて日赤教本を見て、手の届く所にある布で患部を固定したら、やや良くなりました。入浴後は痛みが増すので、風呂から出る時には、患部を水で冷やしてから出る または入浴しない ・・のが良い。というのがわかりました。取り敢えず寝ます・・
状況 | 症状 | 対応 | |
9・24 21:00 |
捻挫発生 | 軽い | 無視 |
23:00 | 痛い事に気付く | 激しく痛む 歩行困難 | 無視 |
23:30 | かなり痛い事に気付く | 横になっても痛い | 無視 飲酒する |
9.25 00:00 |
入浴する | 浴槽で揉む | |
00:30 | 激痛 | 睡眠不能 患部熱を持つ | あわてる |
01:00 | 治療を試みる | 患部を固定 | |
01:30 | 就寝 | 痛み和らぐ | |
07:00 | 歩行困難 | 動かすと痛い | 湿布貼り付け 杖導入 |
07;30 | バイクキックスタート不能 | 途方にくれる |
捻挫
どんな外傷か
関節が不自然な外力により生理的な可動範囲を超えるような動きを強制された時に発生する、代表的な外傷が捻挫や脱臼(だっきゅう)です。このうち関節を構成している相互の骨と骨の間にずれのないものを捻挫といい、多少なりともずれが生じたものを脱臼あるいは亜脱臼(あだっきゅう)といいます。
捻挫を最も起こしやすい関節は足関節(そくかんせつ)ですが、人の体のなかには一般の人の想像をはるかに超える多数の関節があります。四肢の関節のなかにも肩、膝(ひざ)、足など、誰もが関節と認識する関節のほかに、動きが小さいために目立たない関節が多数ありますし、背骨を構成する一つひとつの椎骨(ついこつ)の間にもすべて関節があるのです。
これらの関節がずれないように骨と骨とをつなぎ止め、さらに関節の動きをコントロールする非常に重要な組織が靭帯(じんたい)です。そして、大半の関節は複数の靭帯でいろいろな方向から支えられているのです。
捻挫の重傷度を左右するのは、これらの靭帯の損傷の程度です。靭帯は受けた外力の大きさや方向によって、伸びたり切れたりします。最も軽いのは靭帯を構成する線維のほんの一部が切れたり伸びたりするものですが、複数の靭帯が完全に断裂するような重いものもあります。ただし、このような重傷例は靭帯が断裂する際に必ず関節のずれを伴うので、厳密には捻挫とはいえず、○○靭帯損傷という具体的な外傷名がつけられるのが一般的です。
すなわち、捻挫とは断裂にまでは至らない程度の靭帯損傷が主体になった外傷で、しかも骨折は伴わないものと理解するのが一般的です。
症状の現れ方
捻挫の症状は、受傷した関節の種類や靭帯損傷の程度によってさまざまです。一般的には関節の痛みや腫脹(しゅちょう)(はれ)、そして皮下出血(ひかしゅっけつ)の程度と、靭帯損傷の程度すなわち捻挫の重傷度とは比例します。はれや皮下出血が顕著な場合には靭帯が断裂しているおそれもあるので、自己診断はせず、必ず専門医の診断を受けるべきです。
断裂した靭帯が修復されないまま経過すると、関節にゆるみが残り、それによる続発症が出ることもあるので注意が必要です・・
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骨折と捻挫
1 固定法
骨折部の動揺を防ぐように固定することによって、骨折部の痛みを和らげ出血を防ぎます。また、傷病者が体位を変えたり移動する場合に、骨折部の動揺で新たに傷がつくことを防ぎます。固定には副子を用います。副子は骨折部の上下関節をカバーできる長さと幅が必要ですが、身近にある新聞紙・週刊誌・板・傘・野球のバット・座布団なども利用できます。
2 各部の固定
(1)前腕骨骨折
肘関節から指先までの長さの副子を骨折部の外側と内側から当て固定します。副子が1枚のときは手の甲側から当てます。
腕をつるときには、掌を下に向けないようにし、必要があれば体に固定します。
(2)上腕骨骨折
肩から肘までの長さの副子を骨折部の外側から当て固定します。腕をつるときには、たたみ三角巾や風呂敷を使い、骨折部の肩の方に押し上げないよう注意しましょう。必要があれば体に固定します。
(3)肘関節周辺の骨折
肘が伸びて骨折しているとき(肘を曲げるのが苦痛のとき)は、腋の下から指先までの長さの副子を肘の内側に当てて固定します。
(4)下腿骨骨折
大腿の中間から足の先までの長さの副子を外側と内側から当てます。副子は骨折部の上下から固定していき、副子がない場合、両足の間に毛布などを入れて健側の下肢に固定する場合もあります。
(5)大腿骨骨折
受傷側は健側と比べると短く、足先が外側にねじれていることが多く、受傷者は激痛を訴え、立つことができません。足の指先は動かせても、かかとを上げることができません。副子を外側と内側から当て、骨折部の上下から固定していきます。外側の副子は腋の下から足の先までの長さのものを使います。
(6)膝の骨折
臀部からかかとの先までの長さの副子を下肢の裏側に当てて固定します。膝と足首、かかとの下には軟らかいものを入れて、保護します。
(7)鎖骨骨折
外側から1/3くらいの箇所が最も骨折しやすく、強い痛みがあり、健側に比べて患側の肩が下がります。両側の肩の前から脇にタオルなどの布を当て、傷病者が最も楽な手の位置で固定します。三角巾使用の場合は、頂点を患側の肘、一方の端を健側の肩に当て、他方の端を患側の腋の下から通して背中に回し、両端を肩の上で結びます。
(8)足首の骨折
バスタオル、ダンボール、座布団などを利用して固定します。
(9)脊椎の骨折
頸椎の骨折は極めて危険なので、体位の変換や搬送には十分注意を払ってください。頸椎カラー状の厚紙か固めの布を首に巻いて固定し、全身を背板に上向きに固定します。
(10)アキレス腱の断裂
アキレス腱断裂は、スポーツ中に急に起こり、ただちに運動不能に陥り、つま先で立てなくなります。下向きに寝かせ、足先を伸ばした状態で固定します。
「救急法講習教本」日本赤十字社より
かなりの研究家です。
冷却法が良いとか痛みは炎症が原因で炎症は熱が元なので冷却が最高の治療
逆効果は揉むことと飲酒で熱を増幅させるから
ではお大事に