川口町ボランティアセンターで活動したボランティアセンターの宿泊所についてです。ボランティア宿泊所は・
①魚野川・川原やボランティアセンター内(特養)内敷地に張ったテント 車内
②川口小学校給食室内・通称?「のぞみの館」
③小千谷市・ピンク色大型テント内小テント参考・同型テント
④川口町内・プレハブ
と、移りました。<②川口小学校給食室内・「のぞみの館」>を町からお借りする際の苦労話など、たまたまその交渉にあたった方(大柄な当時ヒゲの赤い十字模様の白い服の方)に聞かせて頂く機会もありました。大変なご苦労があったとの事でした。
また、私自身は<③小千谷市・ピンク色大型テント内テント>の場所を決定する前に当時の責任者様に同行し、候補地を見て意見を述べさせて頂く事が出来ました。
候補の場所は
という所だったのですが、私自身は
・保管した「ペットボトルの水」などが凍ってしまう。
・凍結する急な坂を送迎車、通う車などが毎日確実に通行出来るか怪しい。
・駅からの徒歩が困難。
・寒すぎる。
と、現地で述べさせていただきました。宿泊地は<③小千谷市・ピンク色大型テント内テント>になったのですが、その様子はテントでも説明しています。
また、あるコーディネーターHさん(A県社協)から小千谷の施設は何人くらい泊まれるか?どの位の時間で作れるのか?それによっては今後の大口ボランティア(S大学)受け入れ状況が決まり、返答する事も出来る。といわれたので自分がやった場合の見通しを述べさせて頂きました。
宿泊所設営ですが、川口町がその施設を借りる前に使用なさっていた、小千谷市ボランティアセンターの内部の機材、ゴミがそのまま残っており、その片付けから始まりました。
小千谷市ボランティアセンターの機材とは、地面全面に敷き詰められたブルーシート、スタイロボード薄め、ゴミなどです。
地面をブルーシートで全て覆っていたため、内部空間は結露が激しく天井から滴った水があちこちのブルーシート上に水溜りを作っており、上を踏んで歩けるようにと敷かれたスタイロボードも踏む度に割れてしまうような状態でした。
これらスタイロボード破片などを一角に集め、知らん振りの小千谷市ボランティアセンター担当ボランティアに何度も催促して、たまたまいらした私個人のバイク仲間の小千谷市ボランティアOさんを通じて、捨てて頂きました。我々川口町では小千谷市ゴミ出しルールがわからなかった為です。
我々が宿泊所を作っていた間にも小千谷市ボランティアさんも少人数が宿泊なさっていたのですが、小千谷市ボランティアセンター閉鎖時には朝まで宴会をなさってらっしゃいました。それを、どうこう言う気は無いのですが、その時にある方に貸した川口町ボランティアセンター所属の手回し充電ラジオが数年に度り催促しているのに未だ返されてはいません。
泊まるのに良かれと思ってワザワザ建てて差し上げたテント内にも宴会ゴミが放置されたままでした。
我々(総勢二人)は、新たに踏んでも割れない厚めのスタイロボードを運び入れ
地面に敷き、その上にスノーピーク様に頼んでお借りしたテントを張り(5人用25張り)テント内部にマットを敷き、寝袋、毛布を配置。女性用区画も設置。
ボランティアセンターからも人を借りて割れていないスタイロボードを立てて壁面断熱に使用 さらに天井近くからブルーシートを内張りとして張り巡らせました。
「のぞみの館」からボランティアも移って来るようになり、風呂屋の場所も調べ(数日後、雪害死亡事故あり)掲示しました。出入り口は二つ確保常時点灯施錠無し。消火器は5M置きに配置。(スパーク川口から独断で持ってきた。)大学生たちもやってきました。近くには惣菜屋さんもあり、そこのおばさんとも話してきましたし、場所も掲示しました。米もありました。
ですが、初日の夜「まだ慣れず危険なので照明を点けたままですが、皆さん寝ましょう」となった後の事です。寝ろ(御就寝なさって下さい。)と言ってるのに、2つのテントを合体させて作った中央部の食事場テントから声が・・
どうやら、ある者が若い女性ボランティアを口説いているようでした。どうやらというか、全員(女子高校生たちもいた。)に丸聞こえです。 そのうち「ねえねえ、いいじゃん。○○さん寝たからさぁ。」
との事 ○○さんとは私の事 思わず「大変申し訳ありませんが、まだ寝てはおりません。何卒、おやすみになって頂きたいのですが・・」と呼びかけ、出入り口を除き照明は消す事にしました。
次の日の事ですが、今度は深夜、仮設トイレの前で、火のついたヌンチャク(古武器・説明下部)を両手に持ち、振り回している者や、はやしたてながら見ている者数名がいらっしゃいました。となりの民間ボランティア団体の者のようでした。そのような者たちに注意するなど、とても恐しくて出来ません。腰にシースナイフやナイフスキャバードを装着の方、見るからに恐ろしげな髪型の方もいらっしゃいました。
付近は住宅地であり、大型テント自体もそうなのですが灯油など可燃物も多かったのでO巡りさんに連絡、対処して貰いました。どうやら、となりに宿泊なさる予定の女子大生さんが急遽、こちらに宿泊場を変更した事で、腹を立てそのような示威行動をおとりになったようです。(引率者から相談あり。)ちなみにヌンチャク使用の有名な武術「ジークンドー」にはそのような教えはありません。
ところで当時の私自身の食事ですが、何故か小千谷市ボランティアセンターに紛れ込んで食べたり、小千谷市総合体育館で避難住民用弁当の期限の切れたものを食べたり、前述した惣菜屋さんから買ってきたオカズと自炊した飯などを食べておりました。当時の作業時間が長かったので(寝る以外全部)、とにかく腹が減り続けていました。
機材(女性トイレ汚物入れ・物干し道具・など)を揃える時に小千谷市のホームセンターコメリにて最大10合炊き電気炊飯器が格安(2600円)で売られているのを見つけ、コーディネーターのOさん(T県社協)に「あの炊飯器をボランティアセンターとして買って、ここで、米だけを炊き、その他オカズ、飲料などは惣菜屋さんか業務スーパー(小売店)で各自購入すれば、合理的ではないか?」と提案したのですが、
「保健所に怒られてしまうからダメ。コンビニ弁当などを各自買えば良い。」
との答えでした。実はコンビニ(セブンイレブン)は遠く、移動手段もなく(毎日大雪、送迎は小型バス)、私は実際自炊していましたので
「米を炊飯器で炊き、直後に食すれば何ら衛生的に問題ない。コンビニ弁当を皆が食いかけで何日も保管したり、各自のテント内で慣れない者が火を使う可能性がある方がよほど危険である。初期のボランティアセンターではボランティア用炊き出しが行われていたが、あの場合ではどうなのか?そもそも、この宿泊所は消防法的にどうなのか?」
「ボランティア用炊き出しは本当はいけない。やっちゃダメなんです。」
との答えでした。消防法関連については言及無し、私個人が炊飯するのはかまわない。(それもおかしい。)との事でしたので、大鍋で毎夜10合ほど炊飯し余った分は大学生たちに差しあげました。また、コンロなど火を各自のテント内で使うなと告知しても無駄でした。登山経験があると自称なされた方(高校引率者)が持参ガソリンコンロ(ホエーブス)などを使用してしまっていました。(プレヒート時に大きな炎がでる恐れあり。)
後のプレハブボランティアセンターでは同一の型の炊飯器で何事も無かったかの様に集合炊飯がなされており、その方(Oさん)も平然と食していました。
一連のこうした活動は、何だかいつのまにかやっていた、という感じです。豪雪の中、精米(寄付された米は精米されていなかった)や、スタイロボード、テントなどをスパーク川口からラッセル(雪を踏みしめながら進む。)しながら橇で、またご自身の車で何往復も運んで頂いたEさん、お疲れ様でした。ヌンチャク事件時は一晩中寝ずでの警備・ありがとうございました。
※話言葉は表現を穏やかに改めてあります。ファイヤーヌンチャクダンスは動画ファイル(.WMV)あり。
(後から聞いた話・実は米はカビが発生していた。Eさんはコンバットゲームなどが元々お好きで実は楽しんでいた。S大学は家の近所である。・・)
****************************
ヌンチャクは沖縄古武術の武器の一種。 形状は2本の同じ長さの棒を紐や鎖で連結したもので、本来定寸はないが一般では長さは25~45cm、太さは24mm~36mm。操法では、振り回して相手を殴打する技や、棍棒としての「打ち」や「突き」も含まれて、幅広い活用が可能となる。
起源は究明されておらず、沖縄発祥とする説、中国から沖縄へ伝播したとする説がある。語源については「両節棍」を福建語で読んだ「n=ng-chiat-kun」であるとの説がある。但し沖縄方言では福建語と同様の発音をする言葉があるため、これを起源に結び付けることはできない。
中国武術の二節棍などと混同される事があるが、二節棍は鎖で2つつないだ棍を指す言葉で、連接された棍の長さが違うものも含まれる。双節棍は棍の長さが両方同じであるがあくまで棍のバリエーションであるためヌンチャクよりも大きいなどの違いがある。 また棍ではないので多節棍には本来含まれない。
俳優ブルース・リーが映画『燃えよドラゴン』で使用したことから一気にポピュラーなものとなった。彼が映画撮影時に用いたヌンチャクはプラスティック製の軽いものである。リーの弟子、ダン・イノサントがリーに教えたと言われている。倉田保昭がリーにヌンチャクをプレゼントしたのがきっかけで、映画に採用したという説もある。 「リーの使用した武器は、正確にはフィリピン武術の武器である「タバク・トヨク」である」との説が見受けられるが、これは1980年に出版されたダン・イノサントの著書以外にその根拠となる資料が無く、論拠に乏しい説である。
携帯すると、軽犯罪法に触れる恐れがある。・・
ヌンチャク - Wikipedia より
截拳道 ジークンドー - Wikipedia
YouTube - Broadcast Yourself. 李小龍