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防災関連・物品・正しい情報など個人で追求している防災ブログです。備え は自分の為ではなく身近な弱者様用と考えましょう。

12 トイレットペ-パ- ボックスティッシュ多数

2006年10月12日 | ◆生活必需品・衛生用品
トイレットペーパー12個パック198円 ボックスティシュ5箱入り178円
近所のドラッグストアにて


これらについても、必要性等の説明は不要に感じます。
ボランティアセンターには常時大量の搬入が有りましたが、入り次第無くなってしまうような物でした。
 当然、続けて更なる搬入を行うのですが、ボランティアセンター内のスタッフさんに「配ってはいけない」と言われてしまいました。
 スパーク川口内からボランティアセンターを経由させずに直接被災者様方にお届けしたり、ボランティアセンターの活動時間は16:00迄ですので、それ以降配布する事で全て配りきる事が出来ました。トイレットペーパー等生活必需品を求められている方々に現にそれらが在るのに「配れません」とは言えません。配ってはいけない理由として、明確な物がないのでなおさらです。(禁じた御本人が被災者さんと稀に直接対応する場合、配ったりしていました。)

 物資倉庫の膨大な物資を何度かリスト化し、管理しようとボランティアセンタースタッフさんたちに依頼され何度か試みましたが、朝と晩では物品の内容が大きく変わってしまい、またその作業に何人もかかりきりになってしまうので全くの徒労でした。「無駄ですよ」と何度も申していたのですが11/13日には配布を休止して部署全体でリスト化作業にのみ専念した事もありました。被災者様や物資の送り主の方々は何と感じたでしょうか?

 そのうちにどんな援助物資があるのか把握されていなければ配るなとも言えないのではないか?と言う事に気付きましたので、そうさせて頂きました。そうした内に川口町だけではなく○日町ボラセンさんや中○ボラセンさん等ともお互い足りていないもの等のやり取りを密かにさせて頂きました。
 
 後日、当時そうした行為を行っていた事をさる援助団体の担当の方にお会いできた際全て話してみた所、「それでいいんです、被災者さんに物が届くのが第一です。」とおっしゃって頂く事ができました。
 この一文は当時の批判ではなく、反省点や冷静さを欠いてしまいがちな状況の説明です。物資配布状況の記録を細かくなくとも全く記録していない等は(初期議事録も散逸)冷静ではいられなかった一例と言えるでしょう。
 トイレについてですが被災後はあちこちに仮設トイレが設置されました。また川口町では微生物を使った汚物下水処理を行なっており、害虫防除対応には「うじ殺し」等の薬剤はその微生物まで死滅してしまう為、用いられないとの事でした。