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一夜楽しむ都心野宿 自宅出て公園や河川敷に集合

2008年03月03日 | ◆Weblog
一夜楽しむ都心野宿 自宅出て公園や河川敷に集合
2008年03月03日15時02分

 家があるのに都心で野宿をする人たちがいる。年齢も職業も違う人たちが集まり、寝袋一つで公園、河川敷、街角、廃虚などで一夜を明かす。野宿の魅力や体験を語り合うミニコミ誌「野宿野郎」は、最新号が1000部を超える人気だ。なぜ、野宿なのか。都内で共に一夜を明かしながら、聞いてみた。


寒風の中、鍋を囲んで語り合う加藤千晶さん(左から2人目)ら野宿参加者=東京・千代田区で

 肌寒い風が吹き抜ける2月上旬。午後7時すぎ、東京都千代田区の薄暗い建物の前に、20~50代の男女6人が集まった。「野宿野郎」の女性編集長、加藤千晶さん(27)が声を掛けて集まった常連の野宿仲間だ。

 この日の野宿場所は築80年を超える元集合住宅。歴史的な建物を公開している「領域探査デザイン」の新藤典子さんが場所を提供した。

 屋根の一部は崩れ落ちている。屋外のテラスが、野宿場所だ。

 午後8時、気温は8度。カセットコンロを使い、皆で鍋をつつく。

 そもそも、野宿の定義は何なのか。「人知れず外で寝ること」「お金をかけずに外で寝ること」。加藤さんは「その人が野宿だと思えばそれが野宿」という。

 加藤さんの初めての野宿は高1のとき。友人と歩いて横浜から熱海に行き、戸塚の幹線道路脇の側溝の中で寝た。「どこでも寝られるものだと思った」。高3のときには青森から下関まで53日間かけて徒歩で本州を縦断した。50泊は野宿だった。無人駅、公園、河川敷、公衆便所……。「朝起きると小さな悩みがどうでも良くなって、自信がわいた」。旅の費用は約7万円。お金がなくても生きていけるとも思えた。そのうち「旅より野宿が目的になってしまった」。現在は介護福祉士として働き、週1回のペースで野宿に出る。

 日雇いで働く丸山寛さん(32)は「家があるからこそ野宿したくなる。非日常の娯楽」と言う。

 04年10月、加藤さんは野宿の体験談などを集めたミニコミ誌「野宿野郎」を出版。150部で始まった同誌はインターネットや書店で売れ始め、06年末の5号は、1000部以上が売れた。「野宿をしてみたい」という人が集まるようになり、年に数回、20人近くで野宿をする日もある。

 グラフィックデザイナーの坂出英俊さん(44)は「寝袋さえあれば、ネットカフェに行こうなんて思わなくなる」。会社員の杉山貴章さん(28)も「屋根の下で寝なければ、という考えから離れると、どこでも生きていく自由を得られる」

 午前2時、寝袋を並べて、就寝。美術陶芸家の緒方敏明さん(50)が言った。「背中が大地で、上は夜空。地球の表面に張り付いている感覚は、野宿でしか味わえない」

 午前7時。空が明るくなり、みな起き出した。気温は3度。小雪が舞い始めた。杉山さんはスーツを整え、そのまま会社に出勤していった。


asahicom:一夜楽しむ都心野宿 自宅出て公園や河川敷に集合 - 社会

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野宿なんてして楽しいんでしょうか? 気が知れません。


 さすらい

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
面白いです (労働者のありったけ)
2008-03-03 19:11:37
郷愁のようなものがあります。
何度か、体験されることをおすすめいたします。
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コメントありがとうございます。 (jun.o)
2008-03-03 19:34:50
気が知れません・・というのはもちろん冗談です。

私はテント派ですが、最近はわざと古い三角テントを使ったキャンプにはまっています。営林署作業の山中での休憩所のようでなんとも落ち着きます。
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どうなんでしょう (DVD)
2011-03-29 19:48:57
野宿と公園を検索して辿り着きました。
公園での野宿は都市公園法によると違法のようです。

あまり大々的にやることじゃないですね。
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