「電気系統の出火に…」消防士長、専門知識もとに放火
大津市消防局の消防士長による母親宅への放火事件で、逮捕された内田昌幸容疑者(45)が滋賀県警の調べに対し「電気系統の故障に見せかけようとした」と供述していることが8日、分かった。内田容疑者は「燃えにくい建材だと判断して着火方法を考えた」とも供述。県警は、内田容疑者が消防士として得た専門知識をもとに放火を失火に見せかける隠蔽(いんぺい)工作をしたとみて詳しい経緯を追及している。
調べでは、内田容疑者は着火方法について「コンセントの近くに火をつけ、電気系統の故障や、ショートによる発火にみせかけようと思った。着火しやすいようにコンセントの上のあたりに油をぬってから、火をつけた」と供述したという。
県警によると、出火元は洋間のコンセント付近と判明しており、差し込まれていた電気式の時計のコードから火がついたとみられることから、内田容疑者の供述と一致するという。
これまでの調べでは、内田容疑者は今年9月、同県高島市の母親宅の2階の壁に火をつけ、約40平方メートルを燃やした疑いで今月7日に逮捕された。火事を受け、1500万円の保険金が支払われており、内田容疑者が「火災保険金目的だった」とも述べていることから、県警は詐欺容疑でも内田容疑者を調べている。
「「電気系統の出火に…」消防士長、専門知識もとに放火」事件です‐事故ニュースイザ!
大津市消防局の消防士長による母親宅への放火事件で、逮捕された内田昌幸容疑者(45)が滋賀県警の調べに対し「電気系統の故障に見せかけようとした」と供述していることが8日、分かった。内田容疑者は「燃えにくい建材だと判断して着火方法を考えた」とも供述。県警は、内田容疑者が消防士として得た専門知識をもとに放火を失火に見せかける隠蔽(いんぺい)工作をしたとみて詳しい経緯を追及している。
調べでは、内田容疑者は着火方法について「コンセントの近くに火をつけ、電気系統の故障や、ショートによる発火にみせかけようと思った。着火しやすいようにコンセントの上のあたりに油をぬってから、火をつけた」と供述したという。
県警によると、出火元は洋間のコンセント付近と判明しており、差し込まれていた電気式の時計のコードから火がついたとみられることから、内田容疑者の供述と一致するという。
これまでの調べでは、内田容疑者は今年9月、同県高島市の母親宅の2階の壁に火をつけ、約40平方メートルを燃やした疑いで今月7日に逮捕された。火事を受け、1500万円の保険金が支払われており、内田容疑者が「火災保険金目的だった」とも述べていることから、県警は詐欺容疑でも内田容疑者を調べている。
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