豪雨時の運用規則守らず 秋田・森吉ダム
秋田県は12日開会した臨時県議会で、9月中旬に大きな被害を出した豪雨時の森吉ダムの運用について、操作規則に準じていなかったことを認めた。ダム放流時に鳴らす6カ所のサイレンが、すべて作動しなかったことも明らかにした。
規則では、秋田地方気象台が降雨に関する注意報や警報を出した時点で、「洪水警戒体制」を取ることになっている。同気象台は9月16日中に大雨や洪水、雷の各注意報を出していたが、警戒体制に入ったのは17日午前9時23分だったという。
予算特別委員会の総括質疑で、議員が「警戒体制の構築が遅れたため、規則で掲げているダムへの流入量予測や洪水調節計画の立案も遅れたのではないか」などと指摘。県側は一部で規則通り運用されなかったことを認めた。
県はまた、サイレンは森吉ダム監視局テレメータ制御部のICチップの機能が低下し、電圧低下によって作動しなかったことを報告。当時の豪雨は森吉ダムの計画最大流入量を毎秒81立方メートル上回る毎秒521立方メートルだったとして、洪水期の調節容量を確保するための操作規則見直しを検討する方針を示した。
http://72.14.235.104/search?q=cache:66eSlhndwAgJ:jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2007/11/20071113t43034.htm+%E8%B1%AA%E9%9B%A8%E6%99%82%E3%81%AE%E9%81%8B%E7%94%A8%E8%A6%8F%E5%89%87%E5%AE%88%E3%82%89%E3%81%9A+%E7%A7%8B%E7%94%B0%E3%83%BB%E6%A3%AE%E5%90%89%E3%83%80%E3%83%A0&hl=ja&ct=clnk&cd=1&gl=jpより
秋田県は12日開会した臨時県議会で、9月中旬に大きな被害を出した豪雨時の森吉ダムの運用について、操作規則に準じていなかったことを認めた。ダム放流時に鳴らす6カ所のサイレンが、すべて作動しなかったことも明らかにした。
規則では、秋田地方気象台が降雨に関する注意報や警報を出した時点で、「洪水警戒体制」を取ることになっている。同気象台は9月16日中に大雨や洪水、雷の各注意報を出していたが、警戒体制に入ったのは17日午前9時23分だったという。
予算特別委員会の総括質疑で、議員が「警戒体制の構築が遅れたため、規則で掲げているダムへの流入量予測や洪水調節計画の立案も遅れたのではないか」などと指摘。県側は一部で規則通り運用されなかったことを認めた。
県はまた、サイレンは森吉ダム監視局テレメータ制御部のICチップの機能が低下し、電圧低下によって作動しなかったことを報告。当時の豪雨は森吉ダムの計画最大流入量を毎秒81立方メートル上回る毎秒521立方メートルだったとして、洪水期の調節容量を確保するための操作規則見直しを検討する方針を示した。
http://72.14.235.104/search?q=cache:66eSlhndwAgJ:jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2007/11/20071113t43034.htm+%E8%B1%AA%E9%9B%A8%E6%99%82%E3%81%AE%E9%81%8B%E7%94%A8%E8%A6%8F%E5%89%87%E5%AE%88%E3%82%89%E3%81%9A+%E7%A7%8B%E7%94%B0%E3%83%BB%E6%A3%AE%E5%90%89%E3%83%80%E3%83%A0&hl=ja&ct=clnk&cd=1&gl=jpより