被災地での洗濯
4月6日から25日間にわたって行ってきた「洗濯ボランティア」は、本日4月30日を以って無事終了いたしました。残寒の4月6日、金沢を出発した北陸高速郵便輸送(株)の4t車(乗務員はJPU北陸輸送支部組合員)は、洗濯機と乾燥機をそれぞれ5台積載し一路門前を目指しました。到着後、ひっきりなしの洗濯物の山と格闘し、一昨日、仮設住宅竣工の日を迎え、本日我々の任務は解任されました。
とりわけ、この写真の三人、いちばん右の酒井・門前局長、その横の池端・JPU石川県支部執行委員、その左横の酒井局長の奥様のトリプルパワーがあったからこそ、このボランティア活動は成功したものと確信いたします。
総計約500家族分、着衣3000枚プラス数多くの毛布を洗濯し、今日ここにボランティア完遂の証しとして[お茶にて]乾杯をいたしました。関係各位のご尽力に心より感謝申し上げます。
今回の能登半島地震により、我々としても多くの教訓が出来ました。民営化を迎えるにあたって労組としての運動のあり方、郵便局としての地域との関わり方等々、我々JPU北陸としてのテーマ「人が集い人を基本とすること」の具現化に向けて、ただ言いっぱなしではなく、実践を通して組合員ひとり一人の中に深く浸透を図ることが出来たと確信いたします。今回の活動を通して学んだ教訓を今後の組織活動に生かしていきたいと思います。
2007年4月22日
JPU北陸青年部は、能登半島地震でもっとも被害がひどかったと言われている門前町にある門前郵便局前で実施している「洗濯ボランティア」に参加しています。
まだまだ多くの避難所生活を強いられている人たちがたくさんいらっしゃいます。私たちは洗濯物の集荷やお届けをしながら、被災者のみなさんに声かけを行い、「人を基本とすること」の大切さを実感しているところです。
スタートアップ2007キャラバンを展開中の全国の仲間に向けてビデオレターを作成しました。こちらからご覧いただけます。
ビデオレター
2007年4月08日
門前郵便局前です、新金沢局からのチャーターバスが到着し、ボランティアメンバーが降りてきました。
門前地方は朝方までものすごい雷雨でしたが、この時間になって天気は回復してきました。
本日、JPU北陸として「災害ボランティア班」「もちつき班」「洗濯ボランティア班」「共済生協相談会」を開催いたしました。
こちらは共済生協の相談会の模様。
門前郵便局の会議室をお借りしたしました。
中村(牧)職員が「返し」役を担い、いよいよ餅つきが始まりました。
衛生面には十分配慮しながら30キロのもち米を17回に分けてつきました。
通行中のみなさんや避難されているみなさん、洗濯依頼のあった方々にもお配りしました。
こちらは災害ボランティア班の様子です。
倒壊した塀の後片付けに対してボランティア要請がありました。
ボランティア本部が情報提供を行っていること、各報道機関からの取材要請も増えていることもあり、地域での洗濯ボランティアに対する浸透が図られてきたようです。
この日も容量ぎりぎりの申し込みがあり対応に追われました。
参加された組合員および退職者組合のみなさん大変おつかれさまでした。
2007年4月06日
本日より「洗濯ボランティア」活動がスタートいたしました。今日一日の模様を画像で振り返ります。
北陸高速道郵便輸送のトラックに積まれた洗濯機と乾燥機が門前に到着しました。
「洗濯ボランティア」の案内看板はトラック前と道路前の2箇所に設置しました。
右側が洗濯機、左側が乾燥機、それぞれ5台配置、能力は10kg/1H。
環境に配慮した洗剤を使用していますが、下水道が使用可能となったため汚水管に流しています。
スタッフミーティングの風景
酒井・門前局長「がんばりましょう」
地元・門前でクリーニング店を経営されている中田さんご夫妻。今回の地震で店舗は使用不可能となりましたが、全面的にご協力いただいています。
輸送支部副支部長の下根さん。朝早くからトラックの運転おつかれさまでした。
串田地本執行委員長
どっさりの洗濯依頼がきました。
洗濯機もスタッフもフル回転
伝票は通番を一目で見てわかりやすいようにしました。
下着以外はしっかりたたんでお返ししてます(下着はネットのままお返しします)
2007年4月05日
JPU北陸「がんばろう!能登」洗濯ボランティアを開始します
被災から10日以上が過ぎ、被災地ではいまだに数百名もの被災者のかたがたが避難所生活を強いられています。また、仮設住宅の建設は急ピッチで進められているものの、いまだに上水道の使用ができない地域もあります。 これらを踏まえJPU北陸では、被災者のみなさんに清潔感を保っていただくことを目的とし、以下に記載の協賛企業とともに4月6日より「洗濯ボランティア」を開始いたします。
1 協賛企業・団体
(1) 株式会社北陸スピードクイーンサービスセンター
洗濯に関するノウハウと社員の派遣
(2) なかだドライクリーニング店(輪島市門前町走出)
現地における業務対応
(3) 株式会社ライズ
洗濯機と乾燥機の車両への据付とエンジニアの派遣
(4) 門前郵便局
上水道とトラック設置スペースの提供
(5) 北陸高速道郵便輸送株式会社
郵便輸送車両(4t車)の提供
2 期間
2007年4月6日(金)より当面の間、朝9時より夕方5時まで
3 対応方法
(1) 門前局前スペースで洗濯ボランティア活動を行います。
(2) 車両の移動については輸送関係支部の組合員が対応します。
(3) 郵便局支部組合員は、現地ボランティアスタッフとともに「引受」「引渡」「たたみ」等の作業、および要請があれば「集荷」「配達」等の作業を行います。
被災者のみなさまへ
地震被災 心よりお見舞い申し上げます私たちは復興に立ち上がっている皆さんの清潔感を保つお手伝いをするための「洗濯」ボランティア団体ですお召しになっているものを遠慮なくお出しください
洗濯場所:門前郵便局前洗濯スタッフ直通電話 090-4680-6286
ご利用に際してのお願い
●エコバックに洗濯物を入れてお出しください
エコバックも無料で差し上げています 何度でもお使いいただけます
●一家族毎にまとめてお洗いします(一家族一ワッシャー)
そのまま乾燥させてお返しします
なお下着類は洗濯ネットに入れてお出しくださればそのままお返しします
●シャツ・ズボン・セーターなど普段着を主に洗います
カシミヤ・ウール・アンゴラなどドライ品はご遠慮ください
●持参できない方は引き取りに伺いますのでお申し出ください
2007年4月02日
北陸地方本部では、洗濯ボランティアをはじめ、4月8日(日)をJPU北陸「がんばろう!能登」ボランティア行動日とし、以下の取り組みを行うこととします。多くのみなさんの参加をお願いします。
記 ●JPU北陸・洗濯ボランティア
避難所生活が長引くなか、依然として断水している地区も多いことから、避難されている方々のあくまでも清潔感を保つことを目的とし、仮設住宅が竣工するまでの間、以下の要領にてボランティア活動を展開いたします。組合員のみなさんのご協力をよろしくお願いします。
1 期間 4月6日(金)から一ヶ月程度
※詳細については随時お知らせいたします。
●JPU北陸「がんばろう!能登」ボランティア行動
1 日時 4月8日(日)9:30~16:00
2 集合時間 7:15新金沢郵便局(石川県、福井県に在住のかた)
9:30門前総合支所(富山県および能登方面在住のかた)
3 場所 門前総合支所一帯
〒927-2192 石川県輪島市門前町走出6の69番地
(0768)42-1111
4 取組内容 被災地へのボランテイア活動 (対策本部の要請行動に参加)
被災者への激励行動(JPU独自行動)
その他(現地・組合員の要請事項)
※現地への交通手段として、石川県、福井県在住のみなさんには新金沢郵便局よりバスを手配しています。
また、富山県および能登方面在住者のみなさんは、自家用車に乗り合わせの上参加いただきますようお願いします。
※なお、参加いただける方については、当日は統一地方選の投票日であることから、「期日前投票」をお済ませの上、参加いただきますようお願いします。
●ポストライフ・共済相談会
ポストライフ本部と地方部がタイアップし災害給付等の受付・相談を行います。
1 日時 4月8日(日)10:00~15:00
2 会場 門前郵便局・会議室
〒927-2199 石川県輪島市門前町清水3の32番3 (0768)42-0042
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2007年3月29日
被害がもっとも大きかった輪島市門前町ではボランティアの支援活動が本格的に始まりました。県外・県内からのボランティア参加者は、集積所に積み上げられた被災住宅のごみの分別と、周囲の清掃などに当たっています。
門前町では1600人余りが避難所生活を強いられ、断水も続いている状況で、壊れた家財道具などで大量のごみが発生しており、収集が追いつかない状態となっています。被災者への「何をしてほしいか」との質問には、ごみの分別などの手伝いを求める声が多かったとの報告が入っています。
業務運行状況は、門前局配達区域内に土砂崩れにより道路が封鎖され、配達できない箇所があること、業務運行・サービスの確保については、道路の陥没・ひび割れにより危険地域が相当ある状況です。また余震は現在も続き、道路は修復箇所も増えているが悪化している箇所も多くなっています。被災者への郵便物の配達については、どこへ配達したらよいのか希望を取っているところですが、なかなか会えない被災者の方が多く苦慮している模様です。
ボランティア活動の取り組みについては、当面は石川県災害対策ボランティア本部の呼び掛けに参加します。また、JPU北陸独自の、現地被災者・組合員の要望に応える活動について早急に企画し行動することとします。
なお、共済生協と連携し被災地区において共済加入者への相談会を4月8日(日)門前において開催することを決定しました。
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2007年3月27日
地震の発生から3日目のこの日、余震は午後1時までに21回と徐々に回数が減りつつあるものの、25日以降、余震の回数はすでに250回となっています。
昨日3月26日に地方本部内に地本委員長を本部長とする「JPU北陸・能登半島地震対策本部」の設置を行い、26日午後には地本書記長が現地入り、27日には地本委員長と共済地方部長も現地入りし、組合員の状況と住居の被害状況と業務状況について確認を行いました。
現在のところ構成員の人的被害については、絆創膏程度のかすり傷の報告がある程度で被害の報告はありません。組合員宅の被害は、全壊1棟、また液状化現象によるものと思われる基礎部分の不安定さから一部損壊が数棟と報告を受けています。
地方本部は共済生協北陸地方部と連携をとりつつ、第1波における揺れがもっとも激しかった羽咋郡以北の能登エリアおよび、富山県氷見市内在住の生協組合員あてに、個別の火災共済の加入状況と、共済生協本部で検討された共済金の支払基準等について発送を行いました。
震度6強の直撃を受けた輪島市門前町深見地区では、海岸沿いの幹線道路が大規模な土砂崩れでふさがれた状態で、同地区の住民は船で別の地区の避難所に移りましたが、いまだに十数人の方々は自宅に残っている状況が続いています。これらの地区への郵便物の配達方法をどうするのか、また多くの方が避難されている避難所への配達方法をどうするのかについて、北陸支社に対し早急に対策を講じるよう求めています。
なお、今回の震災により業務を停止している局やATMはありません。郵便局の損壊状況については、端末機等の一時的なダウン、区分棚や鉄庫の倒れ、バイクの破損、パネルや蛍光灯の落下等があったものの、業務への支障とはなっていない状況です。
石川県や輪島市では、被災地救援のため訪れるボランティアの受け付けを始めています。これらを受け連合石川は、28日にも緊急のボランティア委員会を開催し、今後の対応について協議を開始するとしています。
なお、JPU北陸・2007年能登半島地震災害対策本部では、この4月8日に予定していた“JPU北陸『団結』運動会”を延期するすることとし、各支部に対し連絡を行いました。開催日時については別途お知らせすることとします。
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2007年3月26日
「JPU北陸・2007年能登半島沖地震対策本部」の設置について
3月25日(日)の能登半島沖を震源とするマグニチュード(M)6.9の強い地震により、能登半島を中心に大きな被害が出ています。今回の地震により、被災された組合員の皆さまには心からお見舞い申し上げます。
北陸地方本部は本日、杉山書記長を被災地へ派遣し状況把握を行うとともに、串田執行委員長を本部長とする「JPU北陸・2007年能登半島地震災害対策本部」を下記のとおり設置しました。
各支部・各分会においては、組合員の被害状況を把握し、対策本部は被災組合員への支援対応、被災地における業務運行・サービス推進おける安全確保に向け、万全を期すこととします。
記 1 対策本部の構成
(1) 本部長 串田 信行(地本執行委員長)
(2) 副本部長 俵 和夫(石川県支部長)
(3) 事務局長 杉山 徹(地本書記長)
(4) 委員 石川県支部・各執行委員
委員 北能登総分会・各分会長
委員 南能登総分会・各分会長
2 対策本部の設置場所
JPU北陸地方本部
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