大阪国際女子マラソン

マラソンを見ていてテレビに夢中になったのは、アテネ五輪の女子マラソン以来かもしれない。　今日の大阪女子マラソンは、凄まじいレースだった。
とにかく福士の信じられないレース展開が繰り広げられ、そのままゴールまで突っ走ると誰もが疑わなかったと思う。　30km以上が彼女にとって未知の世界であることを除き。　35km過ぎからのブレーキは顔色みていればもう足が棒になっているのだろうということは明らかだった。

一気に後続の2位グループに抜かれたが、そのあとが凄まじかった。
何回倒れたことだろうか。普通の選手だと、一回倒れたらそれでギブアップする。
あのいつも明るい、元気が福士が今日は笑顔が消えかかっていた。
でも観客からの声援に応えるために、とにかく走り始めた。
多分、ジョギング程度のスピードだったのだろう。
35kmからゴールまでの7kmに30分くらい掛かっていただろう。

最後まで走りきる精神力にはとにかく感服する。

今日、5kmジョギンクした。40分かかった。それだけでヘトヘト、足はぐらぐらになる。42.195kmのフルマラソン、どうやったら走りきれるのだろう。