久々に番人の日記です。
番人の進学する大学が決まった頃、
私が「バイトしたら」と言ったのですが本人が
「やりたいことがあるから…」と言って、働こうとはしませんでした。
春休み中も、入学してからも番人はずっと同じで、
大学が決まると同時にいくつかの単発バイトをこなしていた
まりぶとは大違い。
まりぶは大学が始まって予定がわかるとすぐに長期のバイトを探して働き出したので、
ずっと家にいて、3食昼寝付きの何もしないこの男のことが
すごく「なまけもの」に思えました。
4月、5月が過ぎ、
学校が金曜日も休みなので
金・土(午後)・日とずっと家で暇にしている番人に
私はしびれを切らしました。
「やりたかったことは終わったんでしょ?
そろそろバイトしたら?
学費を払えとまで言わないけど、働きながら勉強している子もいるんだよ。」
そう言っても、私の両親や妹夫婦や、パパっちの妹夫婦にいただいた入学のお祝金があったから
番人は不自由なく暮らせていたのよね。
まりぶと違って服に全部使っちゃうこともないし、買いたいものなんてあまり無いみたいで。。。
おまけに未だに携帯なんか要らない…と持ってないので、
払う必要もないのよね。
実はゲームやパソコン関係のバイトが出来たら…と
パパっちの知り合いの某ゲームメーカーの副社長さんに聞いてみてもらったこともあったのですが
時間が合わなくてダメだったの。
そんなこんなで6月に入り、
ずっとずっと自分の部屋に閉じこもってPC2台に向かっている居候番人に、私はプッチン切れた。
そのとき、番人は例の毛糸の人形を作ってたの。
「いいかげんにしろ~~~~
大学で友達は作らない。サークルにも入ろうともしない。
バイトをしようともしない。
ずっと毎日パソコン相手にしてるんじゃない~~~」
多分、延々1時間は説教のような、会話のような…。
とにかくひねくれていて、
一生こいつは人と関わらないで生きていくんじゃないか。。。とさえ思えて
「ママはそんな生き方は認めない
人と関わらないで成長なんか出来るか
引きこもりになんか、絶対にさせないからね」
と叫んだ。
(番人にしてみたら、なんで引きこもりなんだ…という感じでしょうけど)
引きこもりの人がすべてそうだとは思わないけど
きっかけがなくてずるずるそうなるということもあると思う。
番人の場合、外ではちゃんとしているみたいだからそれほど心配はしていなかったのだけど
大学に入って3か月ほど経つのに、
学校で「誰とも話さなかった」という日々が続いていて
授業もさぼり気味だったのです。
(講義の間が4時間も空いたりするので、一つさぼったりするのです)
番人が私に反発。
私は認めない。
それの繰り返しで多分1時間。
結局
「バイトすりゃ~いいんだろ」
「バイトじゃなくても良いんだよ。人と関わりを持てと言ってるの」
でもサークルには入るつもりもないらしいし
(あんなものはコンパが目的でやってるんだから入っても仕方無い…らしい)
結局「分かったよ、バイトするから」と言ったので
「だったら今すぐに電話しなさい」 と私は言った。
ここで本人任せにすると、また、同じことの繰り返し。
いつまで経っても家で暇にしている居候になってしまう。
学校に行くには新宿も横浜も通るから、どこでやっても良いと言ったのだけど
結局は家の近くが良いということで
「ここにしようかな」というところのチェックはしていたの。
「今すぐかよ~~」と言いながらも
番人は受話器を取って電話し始めた。
あとは、面接、採用…と決まった。。。のだけど
実はスーパーの品出しのバイトを希望していたのだけど
もう、そちらはいっぱいだということで一度断られたの。
でも、その後すぐに電話があり
「レジではどうだろう」と言われ、
「それでお願いします」となった。
もうこうなったら何でもいいからバイト確保しなきゃと思ったのか
レジ係をすることになったのです。
もう、まりぶもけんぴも大喜び。
「え~~~番人くんがレジするの~~~」
「ちょ~~おもしれ~~ぜって~見に行こう~~っと」
今週から比較的空いている夜に、2週間の研修をさせていただくことに
なりました。
今日は2回目。
帰って来てご飯を食べながら、結構しゃべるしゃべる。。。
「ニラとねぎの違い、わかるよね?」って言われたとか、
「小松菜とほうれん草の違いはわかるか」とか。。。
ニラはわかったけど、小松菜が自信がなかったらしい。
「りんごの種類もわからなかったから教えてもらった」とか
「小さな女の子がレジに先に来て、おかあさ~~んと待っていたけど、
なかなかお母さんが来なくてさ、困ったよ」とか、
「おばあさんが大量のアイスを買っていったけど、どうするんだろう」とか、
結構楽しそうです。
うちの連中は、そのよく行くスーパーに行きたくてたまらない様子。
夜だというのに「ちょっと行ってこようかな」なんてけんぴは言ってる。
みんなこれでも番人を応援しているんだよね。
私も一つ楽しみが出来ました。うふふ。
妹夫婦がわざわざ遠くから車で買いにくるお店なんだよ。
この間NHKで取り上げられていて、
ますます信頼できるお店だと思えましたから、
息子が働く場所としても安心です。
あ~これで番人の他人と話さない日…は無くなりそうだわ。
がんばれレジ係り
番人の進学する大学が決まった頃、
私が「バイトしたら」と言ったのですが本人が
「やりたいことがあるから…」と言って、働こうとはしませんでした。
春休み中も、入学してからも番人はずっと同じで、
大学が決まると同時にいくつかの単発バイトをこなしていた
まりぶとは大違い。
まりぶは大学が始まって予定がわかるとすぐに長期のバイトを探して働き出したので、
ずっと家にいて、3食昼寝付きの何もしないこの男のことが
すごく「なまけもの」に思えました。
4月、5月が過ぎ、
学校が金曜日も休みなので
金・土(午後)・日とずっと家で暇にしている番人に
私はしびれを切らしました。
「やりたかったことは終わったんでしょ?
そろそろバイトしたら?
学費を払えとまで言わないけど、働きながら勉強している子もいるんだよ。」
そう言っても、私の両親や妹夫婦や、パパっちの妹夫婦にいただいた入学のお祝金があったから
番人は不自由なく暮らせていたのよね。
まりぶと違って服に全部使っちゃうこともないし、買いたいものなんてあまり無いみたいで。。。
おまけに未だに携帯なんか要らない…と持ってないので、
払う必要もないのよね。
実はゲームやパソコン関係のバイトが出来たら…と
パパっちの知り合いの某ゲームメーカーの副社長さんに聞いてみてもらったこともあったのですが
時間が合わなくてダメだったの。
そんなこんなで6月に入り、
ずっとずっと自分の部屋に閉じこもってPC2台に向かっている居候番人に、私はプッチン切れた。
そのとき、番人は例の毛糸の人形を作ってたの。
「いいかげんにしろ~~~~
大学で友達は作らない。サークルにも入ろうともしない。
バイトをしようともしない。
ずっと毎日パソコン相手にしてるんじゃない~~~」
多分、延々1時間は説教のような、会話のような…。
とにかくひねくれていて、
一生こいつは人と関わらないで生きていくんじゃないか。。。とさえ思えて
「ママはそんな生き方は認めない
人と関わらないで成長なんか出来るか
引きこもりになんか、絶対にさせないからね」
と叫んだ。
(番人にしてみたら、なんで引きこもりなんだ…という感じでしょうけど)
引きこもりの人がすべてそうだとは思わないけど
きっかけがなくてずるずるそうなるということもあると思う。
番人の場合、外ではちゃんとしているみたいだからそれほど心配はしていなかったのだけど
大学に入って3か月ほど経つのに、
学校で「誰とも話さなかった」という日々が続いていて
授業もさぼり気味だったのです。
(講義の間が4時間も空いたりするので、一つさぼったりするのです)
番人が私に反発。
私は認めない。
それの繰り返しで多分1時間。
結局
「バイトすりゃ~いいんだろ」
「バイトじゃなくても良いんだよ。人と関わりを持てと言ってるの」
でもサークルには入るつもりもないらしいし
(あんなものはコンパが目的でやってるんだから入っても仕方無い…らしい)
結局「分かったよ、バイトするから」と言ったので
「だったら今すぐに電話しなさい」 と私は言った。
ここで本人任せにすると、また、同じことの繰り返し。
いつまで経っても家で暇にしている居候になってしまう。
学校に行くには新宿も横浜も通るから、どこでやっても良いと言ったのだけど
結局は家の近くが良いということで
「ここにしようかな」というところのチェックはしていたの。
「今すぐかよ~~」と言いながらも
番人は受話器を取って電話し始めた。
あとは、面接、採用…と決まった。。。のだけど
実はスーパーの品出しのバイトを希望していたのだけど
もう、そちらはいっぱいだということで一度断られたの。
でも、その後すぐに電話があり
「レジではどうだろう」と言われ、
「それでお願いします」となった。
もうこうなったら何でもいいからバイト確保しなきゃと思ったのか
レジ係をすることになったのです。
もう、まりぶもけんぴも大喜び。
「え~~~番人くんがレジするの~~~」
「ちょ~~おもしれ~~ぜって~見に行こう~~っと」
今週から比較的空いている夜に、2週間の研修をさせていただくことに
なりました。
今日は2回目。
帰って来てご飯を食べながら、結構しゃべるしゃべる。。。
「ニラとねぎの違い、わかるよね?」って言われたとか、
「小松菜とほうれん草の違いはわかるか」とか。。。
ニラはわかったけど、小松菜が自信がなかったらしい。
「りんごの種類もわからなかったから教えてもらった」とか
「小さな女の子がレジに先に来て、おかあさ~~んと待っていたけど、
なかなかお母さんが来なくてさ、困ったよ」とか、
「おばあさんが大量のアイスを買っていったけど、どうするんだろう」とか、
結構楽しそうです。
うちの連中は、そのよく行くスーパーに行きたくてたまらない様子。
夜だというのに「ちょっと行ってこようかな」なんてけんぴは言ってる。
みんなこれでも番人を応援しているんだよね。
私も一つ楽しみが出来ました。うふふ。
妹夫婦がわざわざ遠くから車で買いにくるお店なんだよ。
この間NHKで取り上げられていて、
ますます信頼できるお店だと思えましたから、
息子が働く場所としても安心です。
あ~これで番人の他人と話さない日…は無くなりそうだわ。
がんばれレジ係り