偽装を見ぬけ！

愛知県の食品加工会社が中国産のタケノコの水煮を国産と偽装したうえ、商品のパックに偽の生産者の顔写真を印刷して販売していたニュースが流れていました。

よく、生産者の「顔が見える」というフレーズを聞きますが、「顔が見える」のと「顔写真が見れる」でのは、全然意味が違うと思います。

顔写真がついているだけで、安心と思ってしまう風潮に以前から疑問がありました。
写真だけで、その人に何がわかるんでしょうか？
「○○県の■△×さんが作りました。」って、その人がどういう姿勢で農業に取り組んでいるのかなんて全然わからないじゃないですか。

インターネットが発達し、世界中のモノがどこでも手に入る時代になりました。
最近はjuconの家具も、遠くの方からオーダーいただくことが多くなりました。中には一度もお会いしたことがない方、juconの家具を実際にご覧になってない方もいらっしゃいます。
そういう方々は、僕のことをほとんど知らないですし、家具のこともホームページ上の情報でしか得られないわけです。
ですから、お問い合わせいただいたメールには丁寧にお答えするように心がけていますし、オーダーをいただいた場合は一度直接お電話を差し上げる、納品はなるべく自分で行くようにしています。
僕は大切だと思うのは、どんな顔のヤツが作っているのかではなく、どんな人が作っているのかなんだと思っています。

ブログを毎日頑張って書いているのも、僕がどういう人間かを少しでもわかってもらえればと思ってのことです。
家具屋さんのブログでは、加工テクニックのことばかり書いてあるのもあります。もちろんテクニックも大事だとは思いますが、お客さんが知りたいのは、その人がどんな人なのか？ではと思っています。
まあ、僕には紹介出来るような加工テクニックがないからといのもありますが。(笑)



というわけで、毎日くだらないブログを書いているわけですが、ちょっといいヤツじゃん！って思ってもらえればいいかなって思ってます。(笑)


これからはモノの価格だけではなく、品質の良いもの、信頼関係の出来る生産者を選んで買い物をすることも、消費者にとっては必要だと思います。
僕を含めて、もっと見る目を肥やさないといけないなと思うニュースだったと思います。