ダイニングテーブルの裏が見たい

脚ってどうやってつけるの？
素朴な疑問を受けました。

テーブルを作ったときに、天板と脚の接合方法。
これっていろんな方法があるのだけど、一番簡単なのは置くだけ。
って、これは接合されてない。（笑）

次に簡単だと思われるのは、コマ止めでしょうか。

コマ止めって何？ コマ止めっていうのは、コマという金具（木で作ることも出来ます）を使って、ビスで止める方法。 コマには、２種類あります。 写真をご覧いただければわかると思いますが、表情が違いますよね。 左側はデヘ～って感じですが、右側はウヒョ～って感じ。（笑） 天板と脚の接合には、この２種類の金具を使用するのが、一番簡単で、木の伸縮にも対応出来ている方法ではないでしょうか。 で、なんで２種類あるの？ これをいったいどうやって使うの？

使い方はこんな感じで、テーブルの幕板に取り付けます。 で、この時に注意するのが、コマ君たちの口の方向。 二人が並んでいる時（上の写真）は、縦長と横長でしたが、幕板に取り付けたときには、二つとも同じ方向になっているのがわかるでしょうか？ この口が長穴になっていることが、木の伸縮に対応出来る理由。 木は、木目に対して水平方向より、垂直方向の伸縮率の方が圧倒的に大きいので、これに合わせて、コマの口も垂直方向の伸縮に対応するように取り付けてあげるのです。

取り付けるのは簡単ですが、木の伸縮率を考えて付けるのが、ちょっと難しいでしょうか？（笑）

日曜大工でテーブルを作るときに、この方法が一番簡単なような気がしますが、コマがホームセンターとかで売っているのかどうか？
僕はあまり見たことがないです。

ファーファさん、これで参考になるでしょうか？
もし、別の方法が知りたいようでしたら、またご質問ください。




さてさて、仕事の方は、椅子４脚を製作中。
今日で、ほぼ完成となりました。