不況を乗りきるために・・・

先日から、近所の木工家のＫさんがバイトを始めた。仕事がなくなり生活費を稼ぐために働き出したとのこと。
彼は、木工歴数十年。僕から見れば大先輩。今までもいろいろなアドバイスをいただいて来た。
その彼が、週５日バイトをする。残りの２日で作品を作るというが、これはもうどちらが本業かわからない。趣味で木工をやっていると言われてもしょうがない・・・。

この前、師匠のところに遊びに行ったら、やはり仕事がないとおっしゃっていた。師匠にはそのような話を以前にも聞いたことがあったが、いつもあまり切羽詰った感じではなく、「こういう時もあるさ」みたいなところがすごい。

家具を含めて、木工で生きていくというのは、とても大変なことだと感じている。特に無垢をメインにしてやっていくというのは難しい。
よく「真面目にやっていれば、何とかなるさ」と言われたりする。確かにその通りだと思うけど、Ｋさんだって、すごく真面目に仕事をしていたと思う。
身近でこんな状況を目の当たりにすると、juconは大丈夫なの？と不安が過ぎる。

確かに現時点ではバイトをしなくてもいい状況ではあるが、いつ仕事がなくなるかわからない。
仕事がなくなれば、すぐにでも生活費に困ってしまう。実際には仕事はあるが、貯金は徐々に減りつつある。この状況で、果たして僕はこの仕事で食べていると言っていいものか？

家具を作る仕事で一発逆転の仕事はない。大ヒット商品なんて出るわけないし、万が一出たとしても作れる数は限られている。
どう考えても儲からない仕事だ。お金だけではないと十分わかっているが、まずは生活出来なければ仕事とは言えないだろう。

それでも何とかしないといけない。仕事がある今のうちに、何か次の手を考えておかなければ・・・。


次の手って？





全然、思いつかない。(笑)

でも、この前の占いでは、僕はこれから良くなるらしい。本当か？


とにかく、オーダーをいただいていることに感謝です。
そして、応援してくれている仲間にも。


この仕事が好きなんで、何とか次の一手を考えます！！(笑)