冷蔵庫に、先日のバーベキューで残ったカニやエビ、ホタテがあったので、豪華海鮮チャーハンを作って、Aさんに300円でふるまったところ、それを見ていたBさんが「私にも作って~」って。
と、言われたとして、その時にBさんにも300円で豪華海鮮チャーハンが作れるかというと、作れる時と作れない時がある。
もし、まだ冷蔵庫にバーべキューの残りの具材が残っていれば作れるけど、新たにそれらの具材を買いそろえて作るとなると、絶対に300円じゃ無理。
つまり、残り物で作ったから300円なのであって、一から具材をそろえるとなると、けっこうな金額になるってことです。
この説明、皆さんも理解できるかな?
これはチャーハンに限らず、実は木工品でも同じわけで、以前に作った作品を見て、同じのが同額で作れるかというと、作れる時と作れない時があるってことです。
ところが~
作れない時もあるのに、小心者の僕は、それを出来ないって言いだせないんですよね~(^^;)
もう十数年もこの仕事しているんだから、このくらいのことをサラッとお客さんに言えないといけないんだけど、確実に収入を得られるオーダーというものに、どうしても心が揺らいでしまう・・・
特にこのコロナ禍、ついついオーダーを受けちゃった(^^;)
別にお客さんが悪いって言っているわけじゃなくてね、そのことをちゃんと言えない僕が悪いんです。
オーダー品の制作に、なかなかエンジン全開でいけないわけには、こういう心の葛藤があるからなんです。
そんな葛藤と戦いながらの制作。
作業が雑にならないように、心を落ち着け、ゆっくりゆっくり作っています。
チャーハンと違って、ゆっくり作っても大丈夫(^^)
やっぱりオーダーは気軽に受けちゃダメですね。
今度からよ~く考えて、お返事させてもらいます。