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 メカ・ワンダーランド
(あなたの知らない海の世界)

本当にあった怖い話し 後編

2007-08-15 07:34:07 | Weblog
イベント中、一人のお客様がいらっしゃってくださった。
僕が昔から大変お世話になっていた方で、わざわざイベント会場まで足を運んでくれたのだった。

その方が、僕にこう問いかけた。
「数日前に電話をくれた?」
僕は、その方に最近、お電話をかけた記憶がなかった。
そのようにお話しすると、こんなことがあったとお話しを始めた。





数日前、留守電が入っていたという。
留守電は、けっこう長い時間録音されていた。

録音された内容は、その方への伝言ではなく、誰かが誰かに話しをしている会話のようだったという。
しばらく、その留守電を聞いているうちに、声やしゃべり方から、その声の主が僕だということがわかったという。

僕は電話をしていないのに、なぜ僕の話し声が、留守電に入ってしまったのか?
もしかして、何かの拍子で、僕の携帯が繋がってしまったのではないか?

それならば、発信履歴を確認すれば、すぐにわかる。
僕はすぐに、その日の発信履歴を確認したが、その方に発信した履歴は残ってなかった。

それならば、その話し声は僕ではないはずだが。


しかし・・・、
そこで、留守電に録音された内容は、数日前に、みんなで話していた霊現象の話しと酷似していた。

その方は、気持ちの悪い留守電なので、すぐに消してしまったということで、僕はその留守電を聞いてはいない。
しかし、その方が、そんなウソをついてもしょうがないし、僕らが霊現象について、話しをしていることなど、知る由もなかったはずだ。

いったい、なぜ留守電に僕らの話しが録音されていたのだろう・・・。