土曜日、学校でクリスマスパーティーをした。学生は当初の予定より少なく、スタート時点(2時)での集まりも悪かったため、どうなることかと心配していた。しかし、3時になると学生が集まり始めたため、無事始めることができた。まずは、「風船割ゲーム」。チーム対抗で、風船を早く割り、なおかつ風船の中の紙に書いてあるものを借りてくるというもの。風船を必死に割る姿は微笑ましかったが、物を借りている姿は凄まじかった。「金のネックレス」「茶色のベルト」を借りている姿は、借りているというより、強奪しているようだった。しかしこのゲームで一気に楽しい雰囲気となり、次のマジックショーへと移っていった。マジックは100均に売っているものだが、なかなか楽しいショーだった。マジックを披露してくれたスタッフのサロン君は最後、種まであかして去っていった。その後、やはり盛り上がったのがビンゴ大会。皆真剣にカードを見つめ、出てくる玉に神経を集中させている。「ビンゴ!」という声と共に一番にビンゴになった学生は、慎重に景品をチェックし、一番大きくて重い景品を選んでいった。景品は大きいものから売れていき、小さい景品は見事に残っていた。多分カンボジア人が舌きりすずめのお宿へ行ったら、皆ババを引くと思う。面白い光景だった。その後、プレゼント交換をし、キリーロム遠足で仕込んだ歌を歌い、最後にサプライズで登場したサンタとトナカイが飴を配ったところで盛り上がりは最高潮に達した。お決まりのスプレーをかけあい、クメールのダンスで皆踊って、パーティーは無事終了した。楽しい雰囲気の中、クメールのリズムにのって学生達は帰って行った。
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