カンボジアというか特にプノンペンあたりには中国系のカンボジア人も多い。縫製工場なども中国系が多く、英語はもちろん、中国語もかなり通じることが多い。そして、必然的に本国からビジネスで来ている中国人も多い。そしてその子弟たちもいっしょにやって来る。うちの学校にもちらほら中国人が来たりする。Yちゃんは13歳。2年前に両親の仕事の都合でカンボジアへやって来て、初めて日本語を習いに来たときはお父さんも中国しかできないし、彼女ももちろん中国語だけ。でも、さすがに子供であっという間に日本語が上手になった。授業中に歌いだしたりとなかなかユニークなところもあったが、クラスメイトのカンボジア人のお姉さん、お兄さんにもかわいがられていた。かなりコミュニケーションがとれるようになったなあと思ったときに、両親の都合で中国に帰ってしまった。
残念に思いながらも2年。突然また舞い戻ってきたY嬢。中学生になってだいぶお姉さんっぽくなって帰ってきた。相変わらずちょっとぶっとんだ性格だが、2年たってやはり人の成長はすごい。でも、すっかり日本語も忘れていた。なんせあいさつひとつすらできなくなっていた。しかし、そこは若さ。1ヶ月ほど復習するとすっかりもどったようだ。
先日、その子とその友達(もちろん中国人)と休みにでかけた。行き先は彼女の行きつけのバブルティーのカフェ。日曜日の午後は中国人&中国系の人々でいっぱい。麻雀のジャラジャラする音をバックに、カードが飛び交う。お酒を飲んでいる人も少ないし、いかがわしい店ではないけれど、カンボジアとはまた違った世界である。おしなべてこちらではお金もちに入る部類の子が多く、車で友達とやってきてわいわいさわいで帰っていく。そんな中を13歳の彼女は先頭をきって歩いていく。店の人とも顔なじみのようで、もともと態度がでかい彼女も、中国語が伝わるとなればさすが、もはや行きつけの飲み屋のおやじのようである。自分よりも確実に年上のクメール人の女の子のウエイトレスをよびつけ、なにやら指示を出していた。さすが・・・。面白かったのは、彼女たちが注文したもの。バブルティーと、ケーキ(とても甘くて、日本人の口には合わないと思う)と、そして鳥の爪の炒め煮のようなものなど。中国系の人々が好きな点心のひとつだ。激甘ケーキと爪をむしゃぼり食う中国人のお嬢さんたち、なかなかすごかった。
残念に思いながらも2年。突然また舞い戻ってきたY嬢。中学生になってだいぶお姉さんっぽくなって帰ってきた。相変わらずちょっとぶっとんだ性格だが、2年たってやはり人の成長はすごい。でも、すっかり日本語も忘れていた。なんせあいさつひとつすらできなくなっていた。しかし、そこは若さ。1ヶ月ほど復習するとすっかりもどったようだ。
先日、その子とその友達(もちろん中国人)と休みにでかけた。行き先は彼女の行きつけのバブルティーのカフェ。日曜日の午後は中国人&中国系の人々でいっぱい。麻雀のジャラジャラする音をバックに、カードが飛び交う。お酒を飲んでいる人も少ないし、いかがわしい店ではないけれど、カンボジアとはまた違った世界である。おしなべてこちらではお金もちに入る部類の子が多く、車で友達とやってきてわいわいさわいで帰っていく。そんな中を13歳の彼女は先頭をきって歩いていく。店の人とも顔なじみのようで、もともと態度がでかい彼女も、中国語が伝わるとなればさすが、もはや行きつけの飲み屋のおやじのようである。自分よりも確実に年上のクメール人の女の子のウエイトレスをよびつけ、なにやら指示を出していた。さすが・・・。面白かったのは、彼女たちが注文したもの。バブルティーと、ケーキ(とても甘くて、日本人の口には合わないと思う)と、そして鳥の爪の炒め煮のようなものなど。中国系の人々が好きな点心のひとつだ。激甘ケーキと爪をむしゃぼり食う中国人のお嬢さんたち、なかなかすごかった。