よもやまカンボジア

カンボジアの日本語学校で起こった不思議な出来事を…。

JOASについて

2007-03-10 01:47:18 | Weblog
JOASは二月一日をもって都合により一時閉鎖になりました。
このブログ、HPを応援してくださった皆様には感謝いたします。

今後は同名の学校がありますが、以前の日本人スタッフは一切関係ありません。

どうもありがとうございました。

テスト

2007-02-01 01:13:10 | Weblog
今日はテストをした。
みんなの日本語の第一課から三課まで。

いままでは修正ペンの貸し借りや、ノートや教科書を下敷きにしていたりという学生もいた。テストはボールペン書きという学生も多かった。今回は初めてのテストということで席順はこちらで決定し、机の上はシャープペンと消しゴムのみ。かばんは前の机に全て集めるという方法をとってみた。
これは、日本語能力試験と同じやり方だ。当然携帯電話の電源はOFF。試験慣れしていないカンボジア人に何とか試験になれて欲しいという思いでこのようにした。自分でもそこまではと思っていたが、これが良かった。

試験中は緊張感が教室の中に漂っていた。なかなかこんなことはない。特に、初級の始めの頃はテストにも慣れておらず、途中で後ろを向いて話したりなんてこともあった。試験に慣れてくる初級後半にはそのようなことは少ないが、はじめからこの緊張感は大成功だった。
それからテスト中に頭を悩ませるのはカンニングだ。これはどこの国も同じだろうが、教室の緊張感から今回はそのようなこともなかった。

学生も能力試験を目指している子が多く、以前よりモチベーションがあがってきてるように感じる。それが今年の十二月まで続いてくれる事が心配です。


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外国語を覚えること

2007-01-31 01:29:33 | Weblog
最近は、ビギナーの話ばかりになってしまってる。
文字の話。

カンボジア人が日本語のひらがな、カタカナを覚えるのは大変だと思う。日本人が、アルファベット以外の文字、特にクメール語のようなものは大変だと思う。(つくりはタイ語に似ているがタイ語より複雑)
自分もいくらかの文字を覚えてはいるが、完全に読めるようにはなっていない。

外国で外国語を習うということは、学校以外、生活はほとんど外国語になるということ。そこで、私は、看板を見るのが大好きだ。看板の読める文字を読んでよろこんでいるのだ。意味はわからないことが多い。でも、意外とこの言葉はこういう風に書くんだ、と納得したりする。
以前、英語の勉強をしていたときは、町の看板やら、ポスターなんかを見てわからない単語があったらしょっちゅう辞書で調べていたこともあった。別に勉強熱心だったわけでもなく、その単語を覚えて使うわけでもなかったのでほとんど忘れてしまっている。

言葉や文字はメッセージ。伝えたいことがあるから話したり、書いたりする。
カンボジアで学習している人はなかなかそういう機会にめぐり合えないのが残念だ。プノンペンは日本人観光客も少ないし、日本語を使う仕事も限られている。仕事も必ずしもいい給料とは限らない。
反対にアンコールワットがあるシェムリアップでは、日本語の観光ガイドであったり、ホテルマンだったりと、日本語を生かした仕事はたくさんある。これらの仕事はシェムリアップでは人気の職業だそうだ。
学校以外でも日本語とふれあう機会も多いだろう。

来月にスピーチコンテストが開かれる。プノンペン勢もがんばって欲しいものだが、毎年上位はシェムリアップ勢だ。
プノンペンの学生も日本へ留学なんてあったらもっと上手になると思うのだが。
日本に行って文字を読む楽しさを感じて欲しい,話す楽しさを感じて欲しいと思った。

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中級の道

2007-01-30 00:35:46 | Weblog
来月から中級の授業を持つことになっている。

日本で勉強している学生との決定的な違いは日本語に触れる量だと思っている。
せっかく、漢字を勉強しても漢字にふれあう機会が少なく、どうしてもどんどん忘れていってしまう。そんなことがないように、少し、読解を多くしようかと思っている。
カンボジアの学生は、長文を読むことが苦手だ。このことは、どこの国の学生にも当てはまることだと思うが、カンボジアの学生はそれが著しい。

まず、わからない漢字が出てきたり、言葉が出てくるともう、読むのをあきらめてしまう。授業とはいえやる気は全くなくなっているのだ。
テストだったらもうちょっとがんばるのかもしれないが、わからない言葉が出てきても、予想して読みこなす技術と、訓練が足りないのだと思う。

二月の頭はいきなり三連休なので、ここで中級らしい長文を宿題にしようと思っている。考えているのは2004年の新国王誕生の記事。これは知っていると思うので何とか想像力を働かせて読んでほしいものだ。内容的には少し難しいと思うが、テレビを見ていたときの事を書いた文章なので、思い出せばなんとなく想像しやすい記事を選んだ。

この宿題の提出日に”先生、全然わかりません”なんてことを言われると少し悲しくなるが…。
読めません、読んでもわかりません、って言う前に、がんばって答えを書いてほしいと思う。

宿題を出す前からこんなに気が重いんじゃ、どうしよう。
中級の道のりは長い。

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ガソリンの値段

2007-01-29 00:35:48 | Weblog
安い安いと言われているカンボジアの物価だが、最近は少しずつあがってきているのではないかと思うことがある。
それはガソリンの値段だ。ガソリンの値段は日本と同じように変動するが、日本円に換算するとリッターあたり105円くらいじゃないかと思う。一ドル切るくらい。ドルも変動するのではっきりとしたことは言いづらいが、カンボジアの物価からするとこの値段は高いと思う。
以前もガソリンが高騰したときは、野菜まで値上がりしたというが、今は少し落ち着いたようだ。落ち着いたといってもまだ高いほうだろう。
この、ガソリンに関係してくるのがモトドップといわれるバイクタクシーだ。
私たちはこのモトドップを使うことが多いので、高くなることは痛い。このモトドップは値段は交渉制。行き先を告げ、値段を尋ねる。
日本人だと、結構吹っかけてくることが多く、交渉もカンボジア人ほど安くはならない。ただ、クメール語で交渉すれば(英語が通じる人はあまりいない)何とか安くはできる。

私は以前の学校で勤務していたので、今の学校からの値段相場がいまいちわからない。多少中心部より離れたので高くなるのはいいが、どのくらいまでが相場なのか交渉が難しい。最近は交渉するのが面倒になったというのもあるが、ほとんどちょっと値切って乗ってしまうことが多い。大抵一ドル以内には収まるが、それでも往復となると結構な出費になってしまう。

カンボジアではドルとリエルが流通しており、私たち外国人が使う通貨はアメリカドルだ。
円安になってくるとカンボジアの物価の安さを感じなくなる。

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