よもやまカンボジア

カンボジアの日本語学校で起こった不思議な出来事を…。

信じる?信じない?

2006-12-26 10:00:06 | Weblog
前から学生たちと占いに行こうという話で盛り上がっていたが、よくあたると評判のその占い師が行こうと思ったら急に病気になってしまい、ずっと延期になっていた。その占い師はいまだ病気のようでそのまま話は立ち消えかと思ったが、日曜日に学生とごはんを食べにいったとき、またその話になり占いに行ってきた。

今回いった場所はプノンペンで占いといえばここ!といわれるほどに有名な、占いのメッカ、ワットプノン。ガイドブックにものっているワットプノンという有名なお寺の近くに占い師がいっぱい集まっている一角がある。まあ、世界各国、寺といえば占いがつきものだ。たくさん占い師がいるため、うさんくさい占い師も多く、熱心に通う人が多い一方、ここの占い師なんてどれもいかさまだ、と信じない人も多いエリアでもある。学生たちも当初はワットプノンはねえ、、、というひややかな目であったが、なんだかんだいいながらみんなでわいわいと見てもらい、外国人の私としてはなかなか楽しめた。

今回やったのはトランプを使ったものだが、個人的にはまあまああたっているなという感じ。将来のことはどうなるかそのときになってみないなとわからないが、現在までのところはなかなかあたっていたと思う。いっしょにいった学生の一人は、あの人のいうことは全然違う!と憤慨していたが、まあ占いなんてそんなものである。

日本で働いていたときの同僚に占い好きの人や、半分占い師のような人がいて、けっこういろいろな占いにいった。その後、中国、台湾、韓国などでもいろいろやってみたが、占いは世界共通だなと思う。私のなかで世界を渡り歩ける不動の3つは、スポーツ(とくにサッカー)、音楽、料理なのだが、言葉の問題さえクリアすれば占いも世界を舞台にできるもののひとつであるような気がする。占い師のあの雰囲気や話し方、目線など、言葉が通じなくても、こちらに通じる空気感がある。今いっているのは悪いことだとか、いいことだとか、言葉をいいよどんでいるときの含みなんかもどこでも同じである。何か悪いものを見てしまったときの占い師の顔というのも、あれも世界共通だ。世界的規模で占いに関心がある人のマーケットはかなり大きいに違いない。占いに料金表がないのも定番だ。今回は仕事や将来など3つほど占ってもらって、学生が一人5000リエル(150円くらい)でいいというので、その金額を支払った。料金を払ったときに、ぱっと隠すようにテーブルに敷いている布の影に素早くお札をすりこませる、あの動きも日本の占い師とまったく同じであった。

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