日本を、アメリカを、思い出すとき

無法地帯カンボジアは世界各国のさまざまなものが流れ着く。なかでも目につくのは先進諸国で無用となった不良品や、ちょっとした規制外となったもの。先進国のきびしいチェックからはずれてしまったさまざまなものたちがここカンボジアへ流れ着く。

普段のせいかつで目につくのは、スーパーなどでもらうビニール袋。あの店名がプリントされたやつである。とにかく多いのはアメリカのスーパーマーケットやディスカウントストアのもので、初めてみたときはアメリカ帰りのカンボジア人かなとびっくりしたが、まあなんてことはない。どこかの市場などでそ袋が大量にでまわっているのだろう。アメリカの有名デパート「メイシーズ」の袋も一時大量にでまわっていた。まるでみんながメイシーズで買い物をしたようでおかしかった。

いったいどういるルートで入ってくるのかはわからないが、日本のでは「ドン●ホーテ」の袋をよる見かける。わたしも何度ももらったことがある。つい先日は私も日本でよく利用していた「あさひ●書店」の袋をもっている人をみかけてびっくり。ああ、日本の本屋へ行きたいなあとなつかしく思った。