夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

ベトナムもてもて天国…☆

2013年03月27日 | 旅行
「違うよね、言ってみてよ。」
「あんたが言いなさいよ」
うちらのガヤに先生が振り向いた。「何?」
「先生、その字書き間違えてます。」
西安に来てからちょうど一ヶ月。おもしろ眼鏡の山崎邦正改め“落語家”とすっかり、というかうっかり仲良くなって、今日は2人で先生をイジってしまった。

ヤツはどこで覚えたのか、事あるごとに「なに~!」と言ってくる。
ベトナム人はクラスに4人いて、これは気のせいでないと思うけれど、うち3人からあたしは私は気に入られているらしい。
そのひとり、二十歳の男の子は、休み時間あたしが宿題をしているととびきりの笑顔で話しかけてくるし、もうひとりはクールだけどゆっちゃんいわく、
「あたしにはなんとなく冷たいのに、あなたにはにこやかに挨拶してくるよね」だそうだ。

なにが彼らの心を開かせたのか? 落花生? ホーチミン師の歌?
残りの一人を落とす日も近いのかもしれない…。

今日から選択科目の「散打課」が始まった。散打とは、中国の実践的拳法の一種らしい。
先生は20~30人の留学生を宿舎の庭に3列に並ばせ、みんなを見渡した。
「今からみんなで、殴り合いをしてもらいます。」
バトルロワイヤルみたいに言われたらどうしよう……おバカなことを考えて1人で笑う。

散打はまず簡単な構えから始まって、パンチ、パンチ、キック…疲れるけど気持ちいい。
各クラスの留学生が混ざるので、会ったことないような子もいる。
1人、コテコテの黒人で、背が高く下唇が大きく、バスケのユニフォームのような赤いランニングと短パンを履いた男の子がいて、あたしは迷わず「ダンクシュート」と名付けた。

何はともあれ一ヶ月。6ヶ月という期限で考えると早い気がするけれど、いろんなことを思い起こすと3ヶ月はここにいるような気さえする。
相武紗季ちゃんがアメリカに留学するらしいけど、こんな生活は絶対しないだろうなあ。
この1ヶ月で、自分はちょっとでも成長できたのかしら?

             どこかで聞いたような。はい、がんばります。
                

日本語忘れるくらいに中国語をマスターしたいけど、日本のマナーまで忘れたらどうしよう。
降りる人を待たずに電車に乗り込むようになったどうしよう。
些細なことで舌打ちするようになったらどうしよう。
まあいいや。勉強、勉強!

           寿司と書いてあるけど、ここのは食べたくない。
           

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