夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

西8の愉快な仲間たち天国…☆

2013年08月09日 | 旅行
西8寮は中東系だかインド系だかの留学生が多い。
共同の冷蔵庫が置いてある6階の調理部屋に行くと、細くてホリの深い男性がナンを捏ねていたり、朝には7~8人でテーブルを囲んで、シリアルのようなものをみんなで食べていたりする。
5階には祈りの専用部屋がある。イスラム教信者の留学生用だと思う。
開いたドアの前を通った時、たまたま中で熱心に祈祷している人がいたりすると、なんだか見てはいけないものを見てしまった気にさえなる。

共同の冷蔵庫の中が臭い。
この小さな空間に、インターナショナルが詰まっている。
マグカップいっぱいに入った、緑色した小さな豆のようなもの……これはなんだろう?

ゆっちゃんがアイストレーを買ってきてくれた。
氷のある生活。アイスコーヒー…アイスティー……幸せ。
ゆっちゃんは浩一が恋しくて仕方ないらしい。
浩一はどこか出かけたい時に気軽に誘える、ゆっちゃんにとって都合の良い相手なのだ。
「夏休みに入ってこんなに時間があるのに、浩一のヤツ、さっさと帰りやがって…!」
予想以上に寂しがっているゆっちゃんは、時々ニャヤヨに向かって「浩一」と呼び間違える。
「ニャヤヨは浩一の代わりじゃないよ!」
「わかってるけどさあ……」
ゆっちゃんの、浩一に対する感情は、どの種類の愛なのだろうか。
「………ニャヤヨじゃないんだよね。」最近の口癖になっている。
「だから、ニャヤヨは浩一の代わりじゃないんだよ!」
重症だ。浩一に代わる新しいキャラ、つまり「都合のいい外人」が現れるのを待つしかない。

“学級委員”が帰国前に、ある男の子の電話番号を教えてくれた。
日本語を習いたい中国人。あたしの相互学習の相手になりうる、ここの大学生。
何度かメールを交わし、やっと顔を合わす運びになった。
初めて会う子と2人で、しかも相手は男の子。ドキドキ……。
「かわいい子だよ。」“学級委員”はそう言っていた。期待していいのかな。

さっき実際に会ってきた。
うん、いかにも中国人ぽいけど、おしゃれな感じで、色白でスマートで、“学級委員”の言うとおりかわいい男の子。
彼の日本語学習レベルは「ひらがなからはじめよう」程度。相手としては最高。
勉強は来学期から始めようと思っていたけれど、あさって早速開始することにした。
帰国まであと2週間、楽しみは尽きないなあ。