夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

日本の夏天国…☆

2013年08月08日 | 旅行
ダンススタジオであたしがみんなに配った団扇が、そこらじゅうでパタパタ扇がれている。
中国の扇子より使いやすいんだな、きっと。
こっちに来て、身に沁みて感じる。日本のモノは本当にすばらしい。
具体的な例が咄嗟に思いつかないけれど、そう感じる機会が少なくない。
何がすばらしいって、「使用する人への気遣い」が日本の製品には存在する。

高校時代の友達が西安に遊びに来た際にお土産で持って来てくれた「稲庭うどんセット」。
昨日アヤトとゆっちゃんとで、トマトとゆで卵を載せ冷やしにして食べた。
ポイントは葱と生姜。
生のまま葱は輪切り、生姜はおろし金がないので細かく刻んで……なんとも日本風。
「うまい! 薬味はすばらしい!」賞賛の嵐。
さらにチェリーさんからいただいた麦茶を冷やして……贅沢だあ。
西8最上階角の調理部屋で、小さな日本人会。「日本はいい。」で全員一致。

スタジオの女の子が「おにぎりが食べたい」と言っていたので、友達が一緒に持ってきてくれた秋田の米を、“学級委員”が帰国の際に置いていってくれた炊飯器で炊いて、ふりかけを中に入れ海苔で巻いて持って行った。
「ウォ~アイニ~!」その子はとても喜んでくれた。
他の子たちにもやはり大人気。
「どこで買ったの!? もうないの?」
食べられなかった子が残念そう…。
「今度は寿司を作ってきて。」
無茶振りもされる。

みんなで輪になって先生の話を聞いている時、横にいた男の子があたしに聞いた。
「足、痛くないの?」
え?
「彼女は慣れているのよ。」
「俺、すぐ痛くなっちゃうよ。」
何が?
………あ、あたし、自分でも気づかないうちに正座をしていた。
こういうところで「日本」が出るんだなあ。