お久しぶりです。
なんだかんだとやることが多くて、更新が面倒になってました。卒論(リアルな方)をある程度仕上げたところで、そろそろ再開しようと思っていた矢先、今日はちょっと興奮な出来事が。
今日はわが大学の60周年記念。そのため去年暮れあたりから校内のあちこちを直して、広場には長廊を作ったり、オブジェを設けたり、花を植えたりと力の入れよう。
「4月8日に式典を行うから、みんな参加するように。男性はは正装で、女性はスカートを穿き化粧をすること。」
そんなお達しが来たけれど、留学生にはなかなか無理な要望。
「スカート持ってないよ。休んでいい?」
「出なさい。」
「運動用のやつでいい?」
「こっちからはなんとも言えない。任せるよ」
聞けば式典は1万6千人規模。外人に見えなくても留学生だし、大目に見てくれるでしょ。
昨日のこと。
学校北側の公園のチューリップがちょうど身頃だったのでぶらぶら歩いていた時、友達から微信が。「H山元首相が学校に来てるよ」
へえー、60周年とは言え、なかなかの人物をお呼びなさる。
それにしても、日本人留学生10人程度しかいないんだから、日本から要人が来るなら事前に教えてくれてもいいのに。まったく気が利かない。
帰り際、校内図書館横の科学館に入ると、講演会場入り口を十数人の学生が塞いでいる。人が多すぎて入れなかったらしい。

場外のベンチではなにやら日本語を練習している男の子たち。
「会場から出てくるときにサインをもらおうと思って」
H山さん、中国人に大人気。
「できたら、一緒に写真も撮りたい」
「それは難しいと思うよ」
会場には入れなかったけど、部屋に帰るよりここで彼らと話しているほうが勉強になる。
待つこと一時間くらいかしら。H山さんが会場から出てきたものの、案の定うちらは元首相の横顔を見るに留まった。男の子たち、ちょっとかわいそう。
そして今日は記念式典。朝7時半に駆り出される。
「バッグは持ち込み禁止よ。注意事項読んでなかったの?」
読んでいませんでした。すみません。
グランドに設けられた会場には1万6千人分の椅子が並ぶ。
留学生たちに与えられた席は右前方の一角。あたしは前から2列目の席に着いた。
待たされる、待たされる。
朝のやさしかった太陽がだんだん容赦なくなってくる。
巨大モニターには今回の式典に協賛した大学の紹介やらここを卒業した著名人のコメントやら。かなり金をかけているのはわかる。
ペットボトル水が順番に配られるも、数が足らずにこっちまで回ってこない。
「校長が入場したら、立ち上がって拍手をして」という伝言が左端の席からくるけれど、中国語を専攻しない医学部の留学生も混ざっていて、いろんな言語が飛び交いちょっとした混乱状態。

そして学生代表っぽい男女の司会進行により式典は始まる。
カメラが客席に向いて、時たまモニターに映し出される自分たちの姿に歓喜。
来賓席にはH山さんも。

さて、式典内容はと言うと、想像通り。お偉い方の挨拶ばかりで、特に何も。
最後に校歌で締めくくり。
やれやれ終わった。まずは来賓の方々から退場……。
前の席のネパール人がいなくなったので、あたしは前に出て、来賓たちが退場するのを見ていた。
H山さんが通ったら手を振ろう。(一応断っておくけれど、福山ではない)
「その場を動かず、前には出ないようにー」放送が流れる。
H山さんはすぐやってきた。「H山さーん!」
するとH山さんはなんと足を止め、あたしの方に向かってきた。「日本から?」
「はい!」
「100人くらいいるって?」
「日本人ですか?そんなにいないです、10人くらい…」
思いがけず、H山さんは手を差し出し、あたしと握手をしてくれた。
あたしがH山さんの足を止めたのをきっかけに、何人もがやってきてH山さんと写真を撮り始めた。
あたしももう少し図々しく行くべきだった。一緒に写真は撮ったけど、隣ではない。残念。
ユキオちゃん、いい人だったわ。
なんだかんだとやることが多くて、更新が面倒になってました。卒論(リアルな方)をある程度仕上げたところで、そろそろ再開しようと思っていた矢先、今日はちょっと興奮な出来事が。
今日はわが大学の60周年記念。そのため去年暮れあたりから校内のあちこちを直して、広場には長廊を作ったり、オブジェを設けたり、花を植えたりと力の入れよう。
「4月8日に式典を行うから、みんな参加するように。男性はは正装で、女性はスカートを穿き化粧をすること。」
そんなお達しが来たけれど、留学生にはなかなか無理な要望。
「スカート持ってないよ。休んでいい?」
「出なさい。」
「運動用のやつでいい?」
「こっちからはなんとも言えない。任せるよ」
聞けば式典は1万6千人規模。外人に見えなくても留学生だし、大目に見てくれるでしょ。
昨日のこと。
学校北側の公園のチューリップがちょうど身頃だったのでぶらぶら歩いていた時、友達から微信が。「H山元首相が学校に来てるよ」
へえー、60周年とは言え、なかなかの人物をお呼びなさる。
それにしても、日本人留学生10人程度しかいないんだから、日本から要人が来るなら事前に教えてくれてもいいのに。まったく気が利かない。
帰り際、校内図書館横の科学館に入ると、講演会場入り口を十数人の学生が塞いでいる。人が多すぎて入れなかったらしい。

場外のベンチではなにやら日本語を練習している男の子たち。
「会場から出てくるときにサインをもらおうと思って」
H山さん、中国人に大人気。
「できたら、一緒に写真も撮りたい」
「それは難しいと思うよ」
会場には入れなかったけど、部屋に帰るよりここで彼らと話しているほうが勉強になる。
待つこと一時間くらいかしら。H山さんが会場から出てきたものの、案の定うちらは元首相の横顔を見るに留まった。男の子たち、ちょっとかわいそう。
そして今日は記念式典。朝7時半に駆り出される。
「バッグは持ち込み禁止よ。注意事項読んでなかったの?」
読んでいませんでした。すみません。
グランドに設けられた会場には1万6千人分の椅子が並ぶ。
留学生たちに与えられた席は右前方の一角。あたしは前から2列目の席に着いた。
待たされる、待たされる。
朝のやさしかった太陽がだんだん容赦なくなってくる。
巨大モニターには今回の式典に協賛した大学の紹介やらここを卒業した著名人のコメントやら。かなり金をかけているのはわかる。
ペットボトル水が順番に配られるも、数が足らずにこっちまで回ってこない。
「校長が入場したら、立ち上がって拍手をして」という伝言が左端の席からくるけれど、中国語を専攻しない医学部の留学生も混ざっていて、いろんな言語が飛び交いちょっとした混乱状態。

そして学生代表っぽい男女の司会進行により式典は始まる。
カメラが客席に向いて、時たまモニターに映し出される自分たちの姿に歓喜。
来賓席にはH山さんも。

さて、式典内容はと言うと、想像通り。お偉い方の挨拶ばかりで、特に何も。
最後に校歌で締めくくり。
やれやれ終わった。まずは来賓の方々から退場……。
前の席のネパール人がいなくなったので、あたしは前に出て、来賓たちが退場するのを見ていた。
H山さんが通ったら手を振ろう。(一応断っておくけれど、福山ではない)
「その場を動かず、前には出ないようにー」放送が流れる。
H山さんはすぐやってきた。「H山さーん!」
するとH山さんはなんと足を止め、あたしの方に向かってきた。「日本から?」
「はい!」
「100人くらいいるって?」
「日本人ですか?そんなにいないです、10人くらい…」
思いがけず、H山さんは手を差し出し、あたしと握手をしてくれた。
あたしがH山さんの足を止めたのをきっかけに、何人もがやってきてH山さんと写真を撮り始めた。
あたしももう少し図々しく行くべきだった。一緒に写真は撮ったけど、隣ではない。残念。
ユキオちゃん、いい人だったわ。