夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

武威というトコ天国…☆

2015年07月09日 | 旅行
期末テストが終わり、一安心するもつかの間、この夏休みは実習に行かなければならない。
テスト終わりの翌日夜から2週間の実習が始まる前に敦煌を旅行。
先に言ってしまうと、敦煌、特においしい物はないけれど、見どころが豊富で、観光としてはめっちゃいい場所。

敦煌まで汽車で西安から丸一日かかり、昼間潰れるのがもったいない。
車中2泊にして途中で武威というトコに寄る事にした。

たとえば日本で働く社員がお盆休みの旅行を考える時、中国の文化や歴史に対してどんなに造詣が深くとも「そうだ、武威に行こう!」とはまずならないだろう。
現地の人間に「ここ、面白いとこある?」と聞いても「武威にはなんにもないよ」と答える始末。

とりあえず、日本人が一番買っている例のガイドブック・アレの歩き方に載っているスポットに行ってみよう。
鐘楼に行くための道を通りすがりのおばちゃんに聞くと、「鐘楼?あそこはたいしたことないわよ。雷台に行きなさい」と言って、なんとそのまま一緒にバスに乗って案内してくれた。

雷台。「飛び跳ねる馬の青銅器」が出土された場所らしい。





「敷地内に入るのはタダだけど、出土された本物の展示品を見るにはお金がかかるわよ。でもレプリカとほとんど変わらないわ。」
おばちゃんがそう言うので、展示室のレプリカだけ見てここを出た。

さらにおばちゃんはそこでタクシーを捕まえ、孔子廟に連れて行ってくれた。
なんでも中国第二の規模の孔子廟らしい。







孔子廟横にある小さな博物館を見学し、おばちゃんは城壁跡の南門に連れてきてくれた。



「うち、あそこなの。じゃあ帰るわね。」とここでおばちゃんとお別れ。実はちょっとだけ「最後にガイド料を請求されるのでは…?」と疑ったりもしたけれど、ただの親切すぎるおばちゃんだった。

ここの目玉の観光がスムーズに済んでしまい、時間が余る。
羅什寺塔という寺院に行ってみた。





寺院の向かい側に「再就職市場」???



やっぱり時間が余るので、おばちゃんがお勧めしなかった「鐘楼」へ歩いて行ってみる。





西安の鐘楼よりだいぶ小さいけれど、古めかしくいい味出している。
でも、1つの観光スポットとは思えない周囲の環境。



武威はとにかく人がいい。
手荷物預かり所のおじさんもバスのおばちゃんも気さくだった。
だけど、たぶんもう行かないだろう。

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