ジョニーの日記

ベランダガーデンと犬猫、そして手作り

アンディーちゃん、逝ってしまいました

2015-05-21 | アンディー
19日に大慌てで書いてたブログ・・・更新しないまま忙しく過ごしてましたが、一応更新しました。

上の子が学校を休んで家に居てくれたので、色々なことを交代でできて助かりました。アンディーちゃんにつきっきりになりたいけど、お散歩も行かないといけないし、ご飯の用意もあるし。

でも、ママがお風呂場に行って『アンディーちゃん、ママ来たよ~~』って言うとお尻尾をパタパタさせて喜んでくれました。

19日の早朝、外が少しずつ明るくなってきたときにアンディーちゃんを連れてベランダに出てみました。ほとんど寝てない私、アンディーちゃんをながめながら膝を抱えうとうと・・・。1時間くらい寝てしまいました。

そしてハッと起きたらアンディーちゃんはちょっとだけ場所を変えて箱座りしてました。

その時の写真がこれです。

しばらくすると、ドアの前まで行って座ったので『やっぱりお部屋に入ろうね・・・』って言って抱っこして部屋に入りました。降りるって言うので下すと、やっぱりヨロヨロとしながらお風呂場に戻って行くのでした。

お風呂場のふたには自分でジャンプしました。どこにそんな力が残ってるのか不思議でした。

『やっぱりお風呂場がいいのね』と言って私は居間に戻りコーヒーを入れお友達がくれたベトナムの珍しいお餅をベランダを眺めながらボーっと食べてました。

そしたら後ろで『クークー』という声がしたのでびっくりして振り返りました。

アンディーちゃんがまたしても呼びに出て来たのでした。今回は更に驚きました。私の顔を見ると、くるっと向きを変えてまたお風呂場に戻って行きましたので、あわてて付いて行きました。

アンディーちゃんが一人で歩いたのはこれが最後です。

20日になったらもうお尻尾で返事が出来なくなりました。

その代り、手がかすかに動きます。何かを話しかける度に手をわずかに伸ばしたり、握ったりするのです。『アンディーちゃん、虹の橋を渡るときはママは居ないけど、一人で渡れる??』って聞いた時も手をひょいひょい動かしました。『そうだね、もう6歳になったものね・・・お兄ちゃんになったから大丈夫なのね』そんな話もしました。

『逝かないで』とはだれも一度も口に出しませんでした。こんなに苦しんだアンディーちゃん、ママの元にまだ居てほしいなんて・・・言えません。

私も上の子も下の子も・・・泣いてばかりの2日間でした。

19日の夜はお風呂場に枕を持って行って寝ました。と言ってもアンディーちゃんが2時間ごとくらいに体勢を変えたそうにするのでその都度起きて手を添えてあげました。朝になって外が明るくなってきたので『アンディーちゃん、朝になったよ』って言うとまた手をわずかに動かしました。

もう猫と話してるというより人間と話してるような気持ちでした。アンディーちゃんは何でも分かってる・・・そんな感じがしてお話したいこと、なんでもないこと・・・とにかくずっとお話ししてました。

せっかく外が晴れてるのに電気を消したお風呂場じゃあお天気も分からない・・・と思って上の子に『アンディーちゃん、大好きなベランダに出してあげようか・・・』って相談してみました。

『そうだね・・・きっとベランダの方が気持ちいいよね』そう言ったので、そ~っと私の枕にアンディーちゃんを横たわらせてベランダに運びました。

上の子とアンディーちゃんを囲んでもう一度お茶をしました。以前お茶をしたときにはアンディーちゃんは絶好調で上の子のお菓子を食べに来たほどでした。懐かしいね~・・・そうだね~・・・

他愛のない話をしてたら気分が良くなってきて、もう涙もほとんど出なくなりました。

『これからもずっとアンディーちゃんとママのベランダだからね。来年はもっと沢山の薔薇が咲くように頑張るから見ててね』そんな話もアンディーちゃんにしました。

ずっと意識があって、目もしっかり開けて手をちょこちょこ動かして返事をしてくれましたので、まだ生きてくれるような気がしてたのですが・・・。


楽しく笑ったりしてたから、アンディーちゃんはもう逝ってもいい気がしたのでしょうか。西日がアンディーちゃんの頭をかすめようとした頃、呼吸が少し浅くなってきました。

『アンディーちゃんの呼吸が浅くなってきたみたいだね…』お腹に手を当てるともう大きく吸ってないことが分かりました。それから徐々に呼吸が小さくなってきて…最後には呼吸が止まりました。

『でも心臓はまだ動いてるね』そんな会話がありました。心臓は小さな音でまだ動いてたのでした。

ママと上の子に手を握られながらアンディーちゃんは旅立って行きました。尿毒症の痙攣は結局1度も起こすことなく、本当に静かに、まったく苦しまず・・・眠るように亡くなりました。

毎日毎日点滴で痛い思いも沢山させてしまったのに、アンディーちゃんはいつだってママが好きでいてくれました。ママも『アンディーかんが大好きだから』・・・って何度言ったことかわかりません。

最後は大好きなベランダでお花を見ながら逝けたことは良かったのかもしれません。6歳と1ヵ月・・・なんでこんなに若いのに死なないといけないんだろう・・・と何度も思いましたが、運命には逆らえないものです。

苦しまずに逝かせてあげられたことだけがせめてもの救いでした。

アンディーちゃんはお友達からいただいたお花とベランダのお花で一杯の中、旅立ちました。

『本当に良く頑張ったね』・・・もうそれしか掛ける言葉がありませんでした。

そして最後は・・・

『ママの子になってくれてありがとう』・・・と。


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