カフェ・ラベンダー

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台湾 ⑳ 台北之家、珈琲時光

2009-05-09 23:26:37 | 台湾
美味しいお昼を自助餐で食べた後は、地下鉄で一駅の中山へ。
午後のコーヒー・タイムです。

台北之家

ここはホォ・シャオシェン(候孝賢)監督がプロデュースするミニ・シアターとカフェ、書店などのある複合施設。
建物は日本統治時代に建てられた旧アメリカ大使館を改修、改装した立派なもの。
79年に台湾とアメリカは国交断絶。それ以来、廃墟となっていた建物を2002年にホォ監督が見事に甦らせたのだそうです。

緑のきれいな庭もあります。









カフェ「珈琲時光」(Cafe Lumiere)

感じのよいウェイトレスの若い女性が、私たちが中国語がわからないと見るや、きれいな英語に切り替えて案内を。
外のテラス席か、中のテーブルか、どちらがいいか聞かれて、蒸し暑い日だったので冷房の利いた中の席にしていただきました。
ガラス窓が天井までとられた明るく開放的な空間です。









こちらでオペラ、シュヴァルツヴァルダー・キルシュ・トルテ、ザッハトルテなどチョコ味のケーキを頂きました。
カプチーノなどにも可愛い模様を描いてくれてお洒落です。





















夫のオーダーしたトマト・ジンジャー・ジュース。
美味しかったです。





テーブルにはきれいな蘭の花が飾られていますが、蘭は台湾ではポピュラーなようです。
名産らしくどこにでもあります。

水道の水の飲めない台湾で、黙っていてもお水が出てくるというのは、高級店の証?
もしかしてミネラルウォーター? でもそんなことは気にせず頂いてしまいました。





ケーキのお味はねぇ・・・見た目ほどではありません。
同程度のお店だったら日本の方がやっぱり上だと思いました。
特にこの間「えのき亭」で超美味しいのを食べた後だけにねぇ・・・
チョコ味のケーキはどれも同じ味だしスポンジがパサついて大味だと思いました。
決して不味かったというわけではないのだけれど・・・

洒落た店内で寛ぎのひと時を。

2階にも居心地のよさそうなカフェがありました。





映画のDVDや本のお店





     ミニ・シアター

     こちらで映画が上映されます。
     この時は上映時間ではありませんでしたが、無料開放してあって、
     自由に見て廻れるところがすごい。
     日本だったら、上映時間以外はカギをかけてしまうのじゃないかしら?





予告上映ということらしく、私も見て素敵な映画だと思った「かもめ食堂」がモニターに映し出されていました。









九份でも触れましたが、ホォ・シャオシェンの「悲情城市」は見ていませんが、日本を舞台にした「珈琲時光」や「冬冬の夏休み」、「風櫃の少年」は見ています。どれも素敵な、心に触れてくる映画でした。

カフェの名前にもなっている「珈琲時光」は、外国人の監督が、よくあそこまで日本の情景を切り取ってきて、細やかな心の動きを表わせたなぁと感嘆した映画です。
日本語ができるのか脚本も彼だそうですね。

お庭をゆっくり散歩して外へ。

ここは日本でいえば青山のようなところなのでしょうか、お洒落なお店やカフェがたくさんあり、散歩の楽しい街でした。
































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