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旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

庭作り講座~冬の管理 & クリスマス会 in YEG

2013年12月20日 16時43分01秒 | ガーデニングセミナー

昨日はガーデンサポーター向けのガーデニング講座&クリスマスパーティがあり、横浜イングリッシュガーデンへ出かけました。

寒さが厳しくなるこの時期に植物たちにしておかなくてはいけない作業のノウハウを学びました。

毎回興味深いお話をされる講師の河合さん。
今回も植物の原産地での性質とその改良種との関係を具体例を挙げて詳しく説明してくださいました。
品種改良が行われて日本で育つようになったとしても、原産地の性質は若干残っているので、それを踏まえたうえで育てた方が上手くいくようです。
日本で一年草として扱われている植物も、原産地の環境では宿根するのだとか。
例えばパンジーはもともとは英国の涼しい環境からやって来たものなので、日本の暑い夏を耐えられず枯れてしまい結果一年草扱いになっています。
それを更に日本において、秋から翌年の春まで多くの花を楽しめるように改良し、現在に至っているのだそうです。
それでも冬に花つきの悪い一部のパンジーにはまだ原種の性質が残っているのだとか。
また、白系のハボタンは強い寒さに要注意なんだそうです。色味によって少しずつ耐寒性が違うようです。

つるバラの剪定&誘引に関しては1月一杯に終えること。
ブッシュローズは2月でも間に合うそうです。
また植え替えは11月から行え、厳寒期になる前までが適期だそうです。
なぜ蔓バラを誘引するのか・・・一つは薔薇のため、もう一つは人間のため・・・というお話はとても興味深かったです。
講座後はガーデンで一部蔓バラの剪定&誘引状態を見て回りました。

ガーデンでは冷たい雨が降っており写真を撮らなかったので、先日訪れた時の寄せ植えの様子などご紹介します。

ガーデンのメインストリートの寄せ植えもクリスマスモード。
赤いオーナメントを大きな多肉植物の尖端に付けるアイディアが面白い

多肉植物も紅葉しているのかな。

アリッサムからぴょんぴょん花が飛び出しているビオラの寄せ植え。
こういうのも「編みこみ植栽」というのかしら。

ビオラがとても元気が良さそうですっかり気にいったので、苗を買って自分でも作ってみようと思います

 

 

 

 

 

               

 

講座の後はお楽しみのサポーターさん向けのクリスマスパーティ
ガーデン内のレストランを借り切って行われました。
美味しいと評判のレストランのお料理を楽しみにして参加しました。
費用は勿論実費¥です。
ただし会費以上の価値があったことは間違いない

ガーデンの親会社のお偉い方からサポーターの皆さんへ労いと感謝の言葉を頂きました。
今年の5月の来場者数が、昨年一年間の来場者数とほぼ同じだったというお話を聞き、サポーターとして少しでもお手伝いが出来て良かったと思いました。
その後河合さんの音頭で、乾杯し、同じテーブルについたお仲間と色々お喋りしながら楽しく会食
お料理は美味しいし、アルコール類も飲み放題なので、アハハッ

レストランの用意してくれたクリスマスケーキとガーデナーさんが描いたイラスト。
ガーデナーさんたちの「おもてなしの気持ち」が嬉しかった

 

そして〆のビンゴゲームで、なんと、ワタクシ、見事始めの方にビンゴになり、バラ苗を頂きました


レモンイエロー~白色の剣弁高芯咲きの大輪のHTで名前は「プライム・ミニスター・ナカソネ」(旧名 「こころ」)
名前は旧名の方が良かったけど新しい庭に一本は剣弁高芯咲きのバラを植えようと思っていたので超ラッキー
新しい家の外壁の色が茶色なので、きっとこのバラなら映えると思う

黄色系のバラは育てるのが多少難しいかと思われますが、名前の由来が戦後の激動の政界を渡り切り首相となり「政界の妖怪」と陰で呼ばれるほどになったお方ですから、きっと立派に育って、しぶとく生き抜いてくれることでしょう。ナンチャッテ