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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 カンボジア 9

2019年06月04日 | OLD DAYS

 

 

クメールの遺跡の大きさを感じます。

大きい都市という意味は、間違いではない感じです。

 

バイヨンの北側にも、広いスペースが広がっています。

ここには、他にもいろいろなものを見ることができます。

 

 

 

 

 

こんな遺跡がありました。

 

ピミアナカス

 

クリアン様式のヒンドゥー教寺院です。

” 天上の寺院 ” とも呼ばれています。

砂岩で造り込まれた寺院は、東西35m、南北28mの3層構造になっています。

 1層目は水面、2層目は地面、3層目は天空を表現しているそうです。

最上層は装飾による回廊で、中央部分に中央祠堂が造り込まれています。

 他と違って色のある遺跡です。

 

 

 

 

かつてはこの横に、木造の王宮の建物があったそうです。

古い書物には、この寺院の廻りには黄金の尖塔が立てられていました。

元は小さな祠でしたが、歴代の王の手によって、

ここまでの大きさになったといわれています。

 

 

 

 

ピミアナカスの横には、石造りのテラスが広がっています。

かなりの石材の量に見えます。

床に凹凸が見えるのは、地盤が下がったのでしょうか。

雨季には降雨量もかなりのものになるでしょうから、地盤の設定も難しそうです。

 

 

 

 

レリーフの置かれたテラスです。

 

前にはかなりの広さの広場が広がっています。

ここで、王が謁見したのでしょうか。

熱帯モンスーン気候のカンボジアです。

一年の半分が雨季に当たりますので、廻りに見える木々はかなりの高さになっています。

この木々も、街を守る役割を担っているように見えます。



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