クメールの遺跡の大きさを感じます。
大きい都市という意味は、間違いではない感じです。
バイヨンの北側にも、広いスペースが広がっています。
ここには、他にもいろいろなものを見ることができます。
こんな遺跡がありました。
ピミアナカス
クリアン様式のヒンドゥー教寺院です。
” 天上の寺院 ” とも呼ばれています。
砂岩で造り込まれた寺院は、東西35m、南北28mの3層構造になっています。
1層目は水面、2層目は地面、3層目は天空を表現しているそうです。
最上層は装飾による回廊で、中央部分に中央祠堂が造り込まれています。
他と違って色のある遺跡です。
かつてはこの横に、木造の王宮の建物があったそうです。
古い書物には、この寺院の廻りには黄金の尖塔が立てられていました。
元は小さな祠でしたが、歴代の王の手によって、
ここまでの大きさになったといわれています。
ピミアナカスの横には、石造りのテラスが広がっています。
かなりの石材の量に見えます。
床に凹凸が見えるのは、地盤が下がったのでしょうか。
雨季には降雨量もかなりのものになるでしょうから、地盤の設定も難しそうです。
レリーフの置かれたテラスです。
前にはかなりの広さの広場が広がっています。
ここで、王が謁見したのでしょうか。
熱帯モンスーン気候のカンボジアです。
一年の半分が雨季に当たりますので、廻りに見える木々はかなりの高さになっています。
この木々も、街を守る役割を担っているように見えます。
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