スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 カンボジア 10

2019年06月05日 | OLD DAYS

 

 

ピミアナカスの先には、大きなテラスが広がっています。

高さは約3m。

立派なテラスが広がり、その前には広場が造られています。

ここでクメールの王が、軍隊と謁見したそうです。

そのテラスの先に、蛇神ナーガが配置されています。

 

 

 

 

シンハと呼ばれる像も置かれています。

 

シンハとはサンスクリット語で獅子・ライオンを意味します。

仏教の国インドには、インドライオンが生息していたそうです。

タイのビアも、獅子のラベルのシンハービールです。

 

 

 

 

少しせり出した部分があります。

シンハ像の前に象の鼻のような装飾が造り込まれています。

 

象のテラス と呼ばれる場所です。

総延長 300mを超えるテラスは、公式行事の際に用いられていたそうです。

 

 

 

 

修復されたものなのか、象の鼻が何本も見えています。

テラスの側面にも象が彫り込まれています。

 総延長300mの中に、5カ所の張り出したテラスが造り込まれています。

 

このテラスの中央部分は、階段が造られています。

 

 

 

 

大きい都市と呼ばれる場所を見てきました。

1辺3kmの城壁で囲まれた場所は、歴史を感じさせる空間でした。

 

アンコールの遺跡には、かなり高額の入場料がかかります。

顔写真が必要で、1日 37ドル、3日 62ドル必要です。

現地のお金にすると、かなりの高額です。

その資金を、修復へ使用していただくことを願うばかりです。

 

やはり修復された、美しい状態を一度は見てみたい気がします。



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