
こんな階段を、降りてきました。
バイクを上に置いてきましたので、またここを登ってこないといけません。
城壁の高さを感じさせる、かなりの高低差です。
外敵から旧市街を守るためには、これぐらいの設備が必要だったのでしょう。
プラッツァ通りを歩いて、 ルジャ広場 まで出ていました。
朝の時間帯と違い、かなりの人出になっています。
夏の日差しが、さらに厳しくなってきています。
雲一つない、きれいな空です。
広場に建つ、聖ヴラホ教会 です。
1715年に完成した、ヴェネツィアンバロックの教会です。
元々は、14世紀に建てられたロマネスク様式の教会が焼失し、
その場所に新しく建て替えられたものです。
広場にある、オルランドの柱 と言われるものです。
オルランドは8世紀の騎士だそうです。
自由の象徴として、建てられています。
オルランド像の、右手の肘から手首までの長さが
” ドゥブロブニグの肘 ” と言われ、当時の取引の際の、物差しとされたそうです。
ちなみに長さは、51.2cm あります。
教会の内部 です。
大きくはありませんが、三廊式の構成になっています。
奥には美しい祭壇が、見えています。
1706年の大火で、教会は焼失します。
すべてが焼け落ちたそうですが、聖ブラホ像だけが焼け残ったそうです。
その後、他の教会に預けられたそうですが、普及後元の場所に戻されました。
聖ブラホは、この街の守護聖人として、今も祀られているそうです。
2月3日は、聖ブラホの祭典があり、祝日に指定されています。
ドゥブロブニグ市の日として、守護聖人の祭日は、定められているそうです。
美しいステンドグラスも、見えました。
珍しく、横に3分割されています。
ドーム式の屋根の横には、ステンドグラスがはめ込まれた、ハイサイドライトが見えます。
内部は綺麗な状態で、保たれています。
ここはこの街にとって、大切な場所のようです。
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