スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’18 夏 ランペドゥーザ 54

2018年10月21日 | ’18 ランペドゥーザ

 

 16世紀から約200年かけて、建設されたトリノ王宮。

 

その壮大な宮殿を見学します。

入場料は12ユーロです。

 

入口付近にあった騎馬像です。

白と黒の大理石で造り込まれています。

この街のサッカーチーム、ユヴェントスのクラブカラーのようです。

 

 

 

 

階段ホールの壁の部分です。

 

大理石の彫刻や、人物像が彫り込まれています。

外装からは、想像がつかないような豪華さに見えます。

 

額縁のように彫り込まれた壁の中に、人物画が描かれています。

おそらく王家の人々が、書かれているのでしょう。

 

 

 

 

かなりボケていますが、天井にもフレスコ画が描かれています。

 

分かりにくいですが、こちらは天使が書かれているようです。

壁の装飾を建築物の様に造り込み、その上にさらに装飾を造り込み、

もう一つ上にかなり凝った装飾のある天井を造り込んでいます。

 

 

 

 

 階段の手すりも、大理石で造り込まれています。

 

手すりの高さから上は、やさしい色の大理石に変更し仕上げてあります。

バルコニーが造り込まれ、その奥に窓があるように見えます。

 

かなり迫力のあるホールです。

入ってきた人に、威圧感を与えるような造り込みです。

 

但し、避難設備と消火器が無粋ではありますが....

 

 

 

 

登って来た、最初の広間です。

 

かなりの天井の高さです。

開口部の高さを上げてあるのでわかりにくいですが、

天井の高さは人の大きさからすると、ゆうに10mは超えているはずです。

 

壁の中央部分から上は、絵画で装飾を描き込んであります。

 

 

 

 

腰壁には、グリーンの大理石が貼られています。

床はその大理石と、白い大理石のチェッカー模様になっています。

 

暖炉の廻りは何色もの大理石で、造り込まれています。

ここにも天使や、胸像が彫り込まれています。

 

 

 

 

天井部分です。

 

格天井で組み込まれた中央に、大きな絵画が描かれています。

天井が高すぎてよく見えまいぐらいの感じです。

おそらく最初に通される広間ですから、

かなりインパクトがあったのでしょう。

 

中庭を囲むように、建物が配置されています。

この広間の両面に窓がありますから、ちょうど正面に見えていた建物の幅が、

広間の奥行きになっています。

 

ここから時計廻りに、王宮内部を見学をしていきます。



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