スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

色々あって北関東へ  8

2021年11月27日 | 日記

 

 

東証大権現

 

神格化された、歴史上の人物です。

天満宮など、関西にもそういった場所は存在します。

二荒を日光と読み変えたと言われています。

 

左手に見える、重文の経蔵です。

方形で造られた、優雅な建築物です。

裳階の取り付けられた外観です。

 

その右手には鼓楼です。

寛永の大造替時に、造られたと言われています。

このあたりの建築物まで、ここまで造り込まれているのは、

さすがに時の権力者の、威光というべきでしょうか。

 

 

 

 

振り返ると、装飾の無い建築物があります。

 

神厩舎です。

 

神馬の暮らす建築物です。

ここでは廻りと比べて少し質素に感じますが、

建築物としてはかなり立派に見えています。

 

 

 

 

三猿

 

” 見ざる、言わざる、聞かざる ”

 

ここで、一番有名なものかもしれません。

元々は古代エジプトや、クメールの文化に見られるものです。

シルクロードから中国経由で、日本に入ってきたものと言われています。

インド起源の神ラーマ、

三猿はラーマに仕えたハヌマーンの変形ともいわれています。

マハトマ・ガンジーは3つ猿像を身に着け、

「 悪を見るな、悪を聞くな、悪を言うな 」と教えたそうです。

 

 

 

 

高さ 6m 幅 5m の唐銅鳥居です。

 

ここで二つ目の鳥居から、二の鳥居とも呼ばれています。

日本最古の青銅製の鳥居です。

当時の通貨で2,000両、

今の通貨では1億5,000万円とも言われていいます。

現在の流通量を考えれば、そんなにはしないと思いますが、

当時はそれほど貴重な、青銅だったのでしょう。

 

 

 

 

上部には、三つ葉葵が刻まれています。

 

かなり、黒く酸化されているようです。

建造時には青銅色だったのか、銅本来の輝く色だったのか。

創建時を見てみたかった気がします。

どちらにしても、当時としてはかなり威厳のある鳥居だったのでしょう。

 

 

 

 

地形にそって造り込まれた、日光東照宮です。

 

平成の大修理を終えています。

ですが、まだまだ修復は続いているようです。

京都や奈良でも、修復のされている場所は多くあります。

正月に訪れた厳島神社の鳥居も修復中でした。

訪れる時期も、大切なようです。



post a comment