スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’20 夏 加賀 3

2020年08月21日 | ’20 加賀

 

 

水分補給完了です。

 

熱い日中の観光には、必要な給水です。

金沢でナポリという名のお店です。

 

ホテル到着時に堅町通りに入れず、結構廻りをうろうろしました。

その時から感じていたことがありました。

 

 

 

 

加賀百万石。

 

この街には、高い格式が存在するように感じました。

金沢城の城山から広がる城下町。

いたるところを流れる堀の跡が、風情を感じさせます。

 

 

 

 

金沢城の天守閣は、1602年の落雷で焼失して以来、

再建されていないそうです。

その後、色々な建物で代用されてきたようです。

 

しばらく歩くと、古い街並みに出てきました。

 

 

 

 

長町武家屋敷跡です。

 

石畳の道と土塀の壁の続く街並みです。

おそらく景観地域などの法律で、保護されているのではないでしょうか。

石畳の道も綺麗に補修され、利用されているようです。

 

 

 

 

美しい出窓が残る住居です。

 

現在でも変わらず、お住まいされているように見えます。

防火や耐久性など、法律の変化がありますが、

その兼ね合いが難しい気がします。

京都でも新築などには、厳しい縛りが存在します。

保存と変化、かなり大変なテーマです。

 

 

 

 

建具などは、アルミサッシに取り換えれています。

冬の寒さの厳しい金沢では、

ペアガラスや断熱サッシは必要なアイテムです。

住み手側にも、快適な住まいが求められる時代です。

住まいに合わせて我慢して暮らす時代では、すでにない気がします。

 

 

 

 

通りの角までやってきました。

ここは公共の場所の様に、造り替えられています。

一部残された土塀が、そう見てとれます。

 

ここに暮らす方々も、大変な気がします。



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