スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’08 冬 ポルトガル 27

2010年06月26日 | ’08 ポルトガル



ペナ宮


1850年にフェルナンド2世によって建てられたました。

この王宮はドイツから建築家を呼び寄せて、デザインされました。
イスラム、ゴシック、ルネサンス、マヌエル等の様式が寄せ集められています。







ミニバスを降りてから、もう少し歩いて上がらないといけません。

最初にこの門が現れました。
ここも奇麗なタイルで装飾されています。







少しアラビアンな感じのするタイルです。

先日 仕事で INAX の ライブミュージアムというところに行ってきました。
そこで説明をうけたのが、青いタイルはアラブでは高貴な色だそうです。
水に対する憧れからそう思われているそうです。

ここにも青が見られます。







王宮の外壁にもタイルの部分が見られます。

曲がりくねった坂道を進んでいきます。
途中いくつかの門が見られました。







ここの門はマヌエル様式のように装飾されています。

日本の城郭ののようにいくつもの門が供えられた山城になっています。







装飾はこんな感じです。

三角の部分と、球のコントラストが面白い。
また絡まりつく蛇も表現されています。







上まで上がってきました。

出窓のある外壁面です。
他の窓も奇麗に装飾されています。







怪人トリトンに支えられた出窓がありました。

廻りの装飾は、海藻と葡萄が彫られています。
海草は海、葡萄は山、ヒゲは炎を表しているそうです。

下を通るものに睨みを利かせているようでした。

さらに進んでいこうと思います。



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