スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 カンボジア 27

2019年07月04日 | OLD DAYS

 

 

アンコール美術の至宝、バンテアイ・スレイ。

 

他と違った美しさです。

この当時のカットの露出が、あまりよろしくない感じです。

もっときれいに見えていたのですが、あまりきれいに写っていません。

私の腕が未熟なのもありますが、当時のデジカメですとこんな雲天の場合に、

上手く露出があっていない気がします。

他で露出を合わせて固定して取ればよいのですが、

オートで撮影するとうまくない感じです。

 

 

 

 

75mある参道の部分です。

両側にリンガが立ち並んでいます。

 

東を向いたこの寺院は、3つの周壁に囲まれています。

正面の周壁には3つの門が見えています。

その門の間には、先程と同じような格子のついた窓が2つ造り込まれています。

 

 

 

 

リンガです

 

参道部分にも、赤い砂岩が敷き詰められています。

砂岩が削られたせいか、廻りの砂も赤い感じです。

 

 

 

 

修復中なのか、建物のケラバの部分が降ろされていました。

 

彫刻の部分は取り外して修復しているのでしょうか。

埋もれていた遺跡は、1914年に発見されその後フランスなどの手により、

修復作業が続けられています。

 

 

 

 

祠堂の部分です。

一層細かな掘り込みが見えます。

時代により砂岩の部分が黒ずんできています。

創建当時は、一層美しく見えていたはずです。

1,000年以上の年月が経過していますので、仕方ないのかもしれません。

 

 

 

 

中央祠堂です。

 

シンメトリーな造りがきれいに見えます。

先程の水中遺跡と同様に、明らかに色の違う石材での補修が少し残念に見えています。

両壁に彫り込まれた仏像が、この遺跡最大の見どころなようです。



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