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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 カンボジア 26

2019年07月03日 | OLD DAYS

 

 

水中遺跡を見てきました。

結構な山道を歩いた感じです。

 

その次に訪れたのが、こんな赤い砂岩の鮮やかな遺跡です。

今まで見てきたものは、どちらかというと黒かグレーの外観でした。

ここのものは他と違って、とても美しく見えます。

 

 

 

 

門柱の部分です。

かなり細かく丁寧に彫り込まれています。

変色はしていますが、元々の石の色がかなり鮮やかです。

訪れた時期はこれよりかなり後ですが、インドにも鮮やかな赤い遺跡がありました。

 

 

 

 

アンコールワットと同様に、ここにもきれいな格子の窓がありました。

彫り込まれた窓の部分と、廻りの壁の部分は違う石材を使用しているようです。

 

967年、王の交代に合わせて着工したヒンドゥー教の寺院です。

 

 

 

 

バンテアイ・スレイ

 

” 女の砦 ” という意味だそうです。

美しい彫刻などから、” アンコール美術の至宝 ” と呼ばれています。

 

ナーガの彫り込まれた外壁部分です。 

 

 

 

 

仏像なども、彫り込まれています。

 

左上の部分は修復されたものなのか、時代が若く見えています。

この建物はヒンドゥー教の寺院ですので、インド文化の影響を受けているように見えます。

大きくはないのですが、かなり精工に造り込まれています。

現在では遺跡保護の為に、私が訪れた2006年当時のように、

近くまで行くことができなくなっているそうです。



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