スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’20 夏 加賀 34

2020年10月16日 | ’20 加賀

 

 

日本三名園のひとつ、兼六園。

 

ずっと見れていませんでしたので、移動前の朝にやってきました。

茶室の横には噴水が見えます。

園内にある霞ヶ池の水を水源としています。

高い方にある池のとの水面の高低差によって、

吹き上がっています。

池の水位によって、噴水の高さが変化するそうです。

約3.5m程上がっています。

二の丸へ水を引くための試作として造られたそうで、

日本最古の噴水と呼ばれています。

 

 

 

 

一番低い側から、入って来たようです。

全体になだらかに高低差が造らています。

サイフォンの原理を利用した噴水が造られたのは、

庭師のアイデアでしょうか。

文化の高さを感じます。

 

 

 

 

庭園内には、きれいな小川も流れています。

 

池泉回遊式庭園ですので、水の流し方は重要に見えます。

水に沿って回遊しますので、

園内の見え方にも配慮が必要に感じます。

できるだけ一筆書きのように、後戻りせず見せるのは、

かなり難しいのではないでしょうか。

 

 

 

 

クロサギがいました。

魚でもいるのでしょうか。

水場が至る所にありますので、鳥にとっても良い場所のようです。

 

 

 

 

立派な松が見えます。

 

ミシュラン観光ガイドで、三つ星の評価を得ている庭園です。

その評価には、偽りなしなようです。

貸し切り状態で、ゆっくりと見ることができます。

 

 

 

 

こんな看板がありました。

日本最後の内戦に、金沢からも人が出ていたようです。

13,000人を超える死者が出ています。

ここに慰霊碑として、こんな像が建てられています。

 

 

 

 

日本武尊像です。

1880年に建てられた、日本最初の屋外人物像だそうです。

両脇には、京都にある二つの本願寺門跡から、

取り寄せられた松が植えられています。



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