スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’10 冬 カンクン・メキシコシティ78

2010年03月30日 | ’10 カンクン・メキシコシティ
ルイス・バラガンが引退して10年後、依頼人の熱意に押されて設計した住宅。
 

” ヒラルディ邸 ”







建物の中庭や前に立つジャカランダの木も、彼の創作意欲に貢献しました。
この木には紫の花が咲くそうです。







紫の花にあわせるように外壁の色は決められたのでしょうか。
たくさん咲いている時は、日本のソメイヨシノのようだそうです。







この開口部分の奥が光の差し込む中庭になっています。
その庭に面した外壁に、黄色いスリガラスのはめ込まれた外壁が続きます。
そこを通った光がエントランス部分に降り注ぎます。







何度も書きますが、やはり見てみたかった。

この建物は、晩年の彼の最高傑作といわれています。







現在も人が住んでいる建物です。
ノックして入れてもらいたい気分にかられました。







バラガンが生涯追及したといわれる ” 水と光 ” というテーマにこの住宅は答えを出しているような気がします。
実際の住宅で水を使うというのは、メンテナンスも含めなかなか難しい問題です。
住み手側の理解がないと実現できません。


しかし人はやはり水辺に集うものなのでしょう。


こういう設計を一度はやってみたいものです。







PS: 昨日東京に仕事で行ってました。


ANAのステイタスは1月から12月で積算したポイントで決まります。
そのステイタスは4月から3月の期間で実施されます。
ダイヤモンドだった昨年は44ポイントのアップグレードポイントがついていました。
1回4ポイントで、プレミアムクラスにアップグレードができます。
11回アップグレードできたことになります。
ほぼ月に1回ランクアップしていただきました。

昨日がその11回目でした。
時間によって軽食や匠味といったお弁当がでてきます。
アルコールも出ますし、帰りに利用させていただいています。
1年間お世話になりました。

また明後日から1年間11回お世話になります。


post a comment