スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 バルセロナ7

2012年05月01日 | OLD DAYS

 

 

 

屋上庭園から、内部へ戻ってきました。

 

正面に位置している内部窓です。

ファサードの手摺を、イメージしたようなデザインです。

 

この建物には、いたるところに内部窓が配置されています。

建物の幅以上に、奥行きが長い建物になっています。

 

 

 

 

 

 

天井部分の造形です。

 

表面の仕上がりや、照明の当たり方から、まるで動き出すかのようかのように感じられます。

壁際のR面と、見事にマッチしているようです。

 

 

 

 

 

 

さらに奥へと続く扉です。

 

ここも同じようなデザインを、施してあります。

せっかく巾木までデザインされていますが、現代風のコンセントが、いただけません。

 

 

 

 

 

 

階段ホール側から見た扉です。

 

ブルーのタイル で、縁取りがされています。

右手にはさざ波のようなクラフトガラスが、見えています。

 

 

 

 

 

 

階段ホール は、こんな空間になっています。

 

奥に見えているのが、内部の吹き抜け空間です。

ここから、奥行きのある建物に光を落し込んでいます。

 

左側の階段手摺も、先ほどのものとは違うデザインになっています。

 

 

 

 

 

 

こんな吹抜け空間が、広がっています。

 

最上部のトップライトから光を撮り込んでいます。

水平面の窓と比べて、約3倍の明るさが取り込めると言われている トップライト 。

ここから奥行きのある建物に、採光が落し込まれています。

 

海をイメージしたと言われている青いタイルが、奇麗に見えます。

 

 

 

 

 

 

壁面には、こういった内部窓がたくさん見えます。

 

濃度の違うブルーのタイルを数種類、テクスチャーの違うものを混ぜて斜め貼りされています。

斜めに貼ることによって、より奥行き感を感じさせてくれます。

 

階段の踊り場には、波をイメージさせるクラフトガラスが嵌めこまれていました。

 

さまざまな表情を見せる カサ ・ バトリョ 。

 

まだまだ違う見せ場があります。



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