スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 バルセロナ8

2012年05月03日 | OLD DAYS

 

 

 

外とは違うイメージの、吹き抜け部分。

 

この 海をイメージ開いたと言われる空間 が、この建物にインパクトを与えています。

色々な仕掛けが、この建物には見られます。

 

 

 

 

 

 

最上部のトップライト部分です。

 

正方形の四隅を切り落として、 八角形に造形 されています。

角を落とすことによって、柔らかい雰囲気に見えます。

 

 

 

 

 

 

階段ホールの部分です。

 

波をイメージしたクラフトガラスです。

手前の手摺にもカーブを与えて、より動きのあるデザインになっています。

 

この扉を開けて、吹き抜け部分に出られるようになっています。

 

 

 

 

 

 

ここを抜けると、さらに奥へと進んでいくことができます。

 

正面の窓は、外壁に面しているようです。

R状の軟らかい垂れ壁で、空間が区切られています。

 

 

 

 

 

 

さらに進むと、こんな空間が広がっています。

 

こういったカットを以前に、見たことがありました。

この建物のどこにあるのだろうって、ずっと思っていました。

 

最上階へ続く廊下に、作られていました。

先ほど見えたアーチが連続して並んでいます。

 

 

 

 

 

 

反対側にも、同じような空間がありました。

 

窓の無い中部屋を、囲むように造られています。

まっすぐな廊下を連続するアーチによって、リズム感のある空間に作り込んであります。

 

左右シンメトリーに、仕上げてあるようです。

 

 

 

 

 

 

床には、幾何学模様のタイルが貼られています。

 

内部の部屋部分は、木製のパーケットフロアで貼りこまれていました。

対照的に、共用部はデザインされたタイルになっていました。

 

床 ・ 壁 ・ 天井 とさまざまな仕掛けで造りこまれています。

 

ここは、人を飽きさせることのない空間の連続です。



post a comment