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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 カンボジア 25

2019年07月02日 | OLD DAYS

 

 

やはり先に、書きかけのカンボジア編を進めることにします。

 

長らく内戦によって、立ち入ることができなかった場所です。

 

現在でも立て看板等により、立ち入れない場所が点在しています。

この場所に観光に入る前にも、かなり厳重にガイドさんからの説明がありました。

地雷の撤去作業が、現在でも進行中のようです。

 

 

 

 

1970年、ベトナム戦争に見込まれる形で始まったカンボジアの内戦。

1991年に国連の介入による収束を向かえるまでに、22年かかっています。

 

未だに、人力による撤去を行ってる状態です。

普通にどこでも、歩ける日がやってくるのでしょうか。

そのことを深く考えさせられる遺跡です。

 

 

 

 

インド神話をモチーフとした彫刻です。

 

この国には雨季と乾季が存在しますので、観光の時期を選ばないといけません。

水量が増えすぎると、この辺りの遺跡は水没して見えなくなってしまいます。

あまりにも激しい乾季の時期も、水の中にある遺跡といった感じは、

なくなってしまう気がします。

 

 

 

 

観光のベストシーズンは、11月から2月にかけての乾季だと言われています。

私が訪れた8月上旬は雨季の丁度中間期にあたるようで、

この時期だけは雨が降らないそうです。

 

曇ってはいますが、雨にはまだ出会ってはいませんでした。

 

立ち入りを禁止するロープが、張られています。

遺跡を保護するものなのか、地雷等による危険回避のなのかどちらなのでしょう。

 

 

 

 

滝にも、十分な水量がありました。

 

9月に入ると本格的な雨期を、向かえるようです。

マイナスイオンのせいか、やはり涼しげです。

やはり乾燥した時期より、この遺跡は水のある時期がいいように感じます。

 

 

 

 

登って来た道を戻ります。

登りの山道は結構険しい感じですが、ぜひここまで上がってくることをお勧めします。

他とは違った、水中遺跡を見ることができます。

 

暑さには要注意ですが、水の流れる時期がお勧めです。

但し、雨季の真っ最中は避けた方がいい感じです。



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