スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’15 冬 インド 30

2015年03月16日 | ’15 インド

 

 

 

久々の更新です。

 

かなり滞ってしまいました。

やはり、3月はいつも忙しくなってしまいます。

今後は、続けて更新しようと思ってはいますが....

 

 

赤い城の奥にある、白亜の宮殿です。

 

象嵌 による美しい模様が、造り込まれています。

飾りのない部分も、きれいなマーブル模様になっています。

 

 

 

 

 

 

きれいに造り込まれた、格子の壁面です。

 

六角形の中央部分には、六芒星の模様が刻まれています。

正三角形が2つ重なってできた記号が、正六角形の中央に配置され、

その廻りをまた正六角形が取り囲んでいます。

 

 

 

 

 

 

床の大理石です。

 

正八角形と、十字と三角形で造られた星型の模様で構成されています。

壁は3の倍数、床は4の倍数による模様の様に感じられました。

 

 

 

 

 

 

神殿の内部です。

 

この神殿は元あった木造のものを、 アクバル帝の孫に当たるシャージャ ・ ハーン によって、

後世に建て替えられたものです。

 

 

 

 

 

 

大理石の象眼模様は、タージ ・ マハルと共通する部分が感じられます。

 

アーチ型の天井面や、厚みのある柱部分などは見事というほかはありません。

赤い城の内部にある事を、忘れてしまいそうな空間です。

 

 

 

 

 

 

神殿の奥には、 バルコニー が見えています。

 

柱部分にも、象嵌が施されています。

長い年月の間雨風にさらされても、この部分は美しく残こされています。

 

 

 

 

 

 

神殿の内部には、入ることはできません。

 

寝殿横の部分から見た、城壁側の景色です。

この部分から、攻め込むのはかなり難しかったのではないかと、感じさせられます。

 

 

 

 

 

 

水の流れる部分が、造られています。

 

城内のこの部分まで、水を持って上がるのはかなり大変だったであろうと、推測ができます。

時の権力者にとっては、こういう事が大切なことだったのかもしれません。



post a comment