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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’17 夏 ザキントス・ミコノス 30

2017年09月29日 | ’17 ザキントス・ミコノス

 

 

30年以上前に、座礁した難破船。

 

こんな観光スポットになるとは、夢にも思っていなかったはずです。

煙草を、密輸していた船だと、言われています。

ここにたどり着いてしまうと、泳いで湾を出て、

外へ出るしか術はなさそうです。

 

切り立った断崖は、とても道具なしには、登れそうもありません。

 

 

 

 

強い日差しと、強く反射する珊瑚によって、このカット左下の露出は、

完全にオーバーになってしまっています。

 

それほど強い日差しが、降り注いでいます。

日除けの無いビーチでは、難破船がオアシス状態になっています。

 

ここに、隣国の方々が団体でやってきました。

それも、何隻にも分かれて、たくさん上陸してきました。

騒がしいのはいつもの事なのですが、その井出達がここでは、

かなり異彩を放っていました。

 

なぜか?

 

このビーチに、かなり派手な服装でやって来ています。

全員、日除けを目いっぱいにした長袖で、普通の靴を履いています。

泳ぐような気配は、全くありません。

それで団体で、廻りをかまわず写真を撮っています。

 

ここは、ビーチなんですけど....

 

 

 

 

 

海に入ってみることにしました。

 

大きめの船が接岸できているように、ここは急深の海です。

すぐに深度がありますので、思っているより水が冷たく感じられます。

ホテル前の海とは、かなり違います。

 

水中用のカメラで撮影していますので、色合いが少し違っています。

 

 

 

 

 

 浅い場所が少ないので、どうしても海が混雑してしまいます。

 

この辺りで、体の大きな私でもつま先立ちに、なっています。

人がたくさん入ると、どうしても珊瑚や石灰分を、巻き上げてしまいます。

 

ですので、少し白く濁ったような状態に、なってしまいます。

 

 

 

 

水が結構冷たいので、あまり長く入っていられない感じです。

 

難破船には、内部から入っていけます。

かなり錆びた船体は、触るのも憚られような感じではありますが....

 

 

 

 

約1時間の遊泳タイムは、あっという間に過ぎてしまいました。

 

このビーチは、島の北部に位置しています。

島全体を廻るツアーですので、丁度この辺りが中間点に位置しています。

 

 

 

 

船は名残惜しそうに、ビーチを離れていきます。

 

まだまだこの時間帯からも、船がたくさん押し寄せてきています。

海からしかアプローチできない、シップレックビーチ。

 

夏の人口密度は、かなりのものです。



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