スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’15 冬 インド 49

2015年06月03日 | ’15 インド

 

 

 

マハーラージャが、造った天文台。

 

他にもたくさん観測機器が並んでいます。

ジャイ ・ プラカーシュ ・ヤントラ

 

美しい大理石で、造られています。

 

 

 

 

 

 

2つの大きな、半円の機器です。

 

他の機器で観測した結果を、補足するために使用する機器です。

観測した結果を、祭事や農業などへ転用するためには、重要な機材だったのでしょう。

 

 

 

 

 

 

太陽系の惑星や、太陽の表記が見えます。

 

惑星の位置や、太陽の位置などが及ぼす影響を、検討していたのかもしれません。

現在では、日食や月食は天体観測のイベントのようになっていますが....

 

 

 

 

 

 

サムラート ・ ヤントラ

 

ここには、こんな大きなものもあります。

高さ 27.4m。

 

時間などを計測する機器ですが、大きいものほど正確に観測できると信じられてきたようです。

 

 

 

 

 

 

遠くには、 アンベール城 が見えています。

 

山の上にある城郭は、かなり威厳を感じさせます。

16世紀には、ここにマハーラージャが居城していたようです。

 

 

 

 

 

 

先ほどの、 風の宮殿 も見えています。

 

反対側から見ると、少し形状が違って見えます。

大道具のセットの様に、奥行きの浅い建物に感じられます。

 

 

 

 

 

 

ラーシ ・ ヴァラヤ ・ ヤントラ

 

12個 あります。

黄道12星座 の方角に向けて、造られているようです。

これは占いに、使用されたそうです。

 

日本でも黄道をもとに、24節気が定められています。

季節を知る上では、非常に大切にされてきたのかもしれません。



post a comment