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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’20 夏 加賀 35

2020年10月19日 | ’20 加賀

 

 

古事記や日本書記に登場する、日本武尊。

3つある墓所のうちのひとつは、大阪にあります。

昨年の世界遺産登録にも含まれています。

 

水場の幅が大きくなってきています。

疎水百選の一つ、辰巳用水から水引き込まれてます。

 

 

 

 

1631年の金沢大火を機に、三代藩主前田利常の命により、

翌年辰巳用水は完成しています。

犀川の上流上辰巳を水源にする、約11kmの用水路です。

街中のいたるところで、きれいな用水路を見ることができます。

美しい水の流れる街金沢、この印象が私の中に残っています。

 

 

 

 

花見橋です。

 

その名の通り廻りには、ソメイヨシノが並んでいます。

春にやってくると、きっと美しい桜を見ることができるのでしょう。

今はセミの居所になっています。

 

 

 

 

少し歩くと、違った感じの場所へ出てきました。

 

レンガ積みの塀が見えます。

後ろを鉄骨で補強してあります。

兼六園煉瓦塀というのだそうです。

1909年に造られています。

 

 

 

 

皇室警備の為に造られた塀で、当時は200m程あったそうです。

現存するのは、約6m。

その保護の為に、昨年春に今日工事が行われています。

横は ″ いしかわせいかつ工芸ミュージアム ″ になっています。

 

 

 

 

その横には、長い塀が続いています。

 

成巽閣です。

巽御殿と呼ばれる国の重要文化財です。

1863年に完成していますので、

明治維新の直前ということになります。

 

 

 

 

赤門と呼ばれる正門です。

 

加賀藩の御殿は、さぞかし立派なものだった気がします。

見てみたかったのですが、開館は午前9時です。

スマートフォンしか持っていなかったので、

開いていても見れなかったのですが....



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