シャー ・ ジャハーン によって、造りかえられた宮殿を見てきました。
祖父 アクバル皇帝 は、この場所の夏の暑さの為に、ここから40kmの場所に居城を移したそうです。
ファテプル ・ シークリー といわれる居城です。
しかし、そこも程無く移動し、北インドへと移ったそうです。
そう聞くと、やはりインドの観光は、夏はできない気がしました。
城壁部分の門を、くぐって行きます。
2重 になっているのが、わかります。
この城壁の厚みだけでも、かなりの幅に感じられます。
外部側との空間を分ける目的で、設けられた城壁と門です。
ここまで来ると、先ほどまで見ていた白い大理石の空間は、全くイメージできなくなります。
赤い石による、巨大な建造物にしか見えません。
アグーラ城の内部を、一廻りしてきました。
ジャハーンギール殿 前へと戻ったことになります。
もと来たスロープを、下って行きます。
先ほどよりも、かなり人が増えてきたように感じます。
この門も庇部分まで、赤い石で造られています。
アマルシング門も裏側から見ると、少し違った門に見えます。
こちらが、正面側です。
かなり細かな彫刻と、象眼が施されています。
現在よく使うアルミ製の玄関ドアも、外側と内側ではかなり見え方が違います。
私的には、内側のデザインが淡泊過ぎて、いまいちなんですが....
来た時よりは、少し霧が晴れた気がします。
ですが、もっともっと晴れてくれないと、困る気がします。
アーグラ城は、思っていた以上に、見どころが多い城でした。
この外観からは、全く想像のつかない美しい神殿が、造られていました。
できればもう少しクリアな状態で、見たかった気がします。
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