24時間運用可能な空港。
このアイテムが、かなり遠い場所までの移動を可能にしてくれます。
深夜に旅立つ事ができれば、睡眠時間中に移動が可能になります。
海外では普通なのですが、日本では羽田・関空・那覇・セントレアあたりが24時間空港です。
この空港をうまく運用するのは、西へ向かう時です。
深夜便で欧州へ入ると、早朝にハブ空港に到着します。
ですので出発日の翌日には、欧州内のほとんどの場所へと乗り継ぐことができます。
無類のスペイン好きな私。
国内にある4つの文化の違うエリアには、すべて訪れました。
そんな時に、一つ見落としていた場所があることに気が付きました。
カナリア諸島です。
モロッコの南西側にある島々です。
ここにどうしても行ってみたくなりました。
2014年夏の事です。
この当時には、まだターキッシュエアラインズが、
イスタンブールまでの深夜便を、デイリーで飛ばしていました。
その後アタチュルク国際空港でのテロにより、観光客が激減します。
関空便は、2017年春に運休してしまいます。
ですがなんとか来年4月、オリンピック前に再就航します。
また私の移動手段が増える感じです。
スターアライアンスメンバーであるターキッシュエアラインズは、重要なアイテムです。
新しくなったイスタンブールの空港も見てみたい気がします。
カナリア諸島までの旅。
おそらく、今までで一番遠かった気がします。
乗り継げなかった行程を除いてですが....
私的にはカリブ海は、乗継がうまくいかない相性の悪いエリアです。
いくつかあるカナリア諸島で、私が目指したのはテネリフェです。
ここへ向かうことにしました、
ですが、この夏の旅同様にかなり情報が少ない。
なんとか空路で繋ぐルートをを検討しました。
“ 可能な限り飛行機で移動する ″ マイルールの一つです。
基本的に夏のルートは、マイルで手配を掛けます。
ですので、まずは欧州までの往復の手配を検討しました。
関空 ~ イスタンブール ~ バルセロナ ~ フランクフルト ~ 羽田
このルートが手配できました。
復路が羽田で止まっているのは、大阪で検索するとこの時期は手配が難しくなります。
ですので、羽田 ~ 関空 間の移動は別で手配を掛けました。
この時点で、往路はバルセロナまでの手配ができました。
ここからテネリフェまでの手配を検討しました。
後で分るのですが、このテネリフェという島には北と南に2つの空港がありました。
島の大きさは、ほぼ東京都と同じくらいの広さです。
私は色々と検討した結果、テネリフェ北空港へのルートを手配しました。
後は、バルセロナまでの復路の手配です。
この時には滞在するホテルはまだ決めていませんでした。
色々とホテルの検索をかけると、南の空港の傍にリゾートのゾーンがあるようです。
結局、このリゾートエリアでホテルを手配しました。
ですので、復路は南空港、往路は北空港という手配になりました。
この時の復路では、大好きな街バルセロナに立ち寄って帰りました。
ですので、距離は全くと言って関係なかったのですが、
スカウティングの不足により、
往路の移動が経験上最長の移動になってしまいました。
関空発は、深夜22時30分です。
そこから13時間余りの移動でイスタンブールへ向かいました。
勝手知ったるアタチュルク国際空港で乗継、バルセロナへと向かいました。
ですがここでバルセロナ便の出発が、遅延してしまいます。
70分遅れてバルセロナへ向かいまいした。
バルセロナから先は別手配です。
ここで一旦荷物をピックアップして、再度チェックインです。
手続きに手間取り、市内観光する時間は無くなってしまいました。
この時点で、関空を出てから24時間余り経過していました。
この先もフライトが遅延し、テネリフェ北空港に到着したのは20時前です。
カナリアにはバルセロナとも1時間時差があり、日本とは8時間の時差になります。
フライトが遅延したせいで、乗りたいバスには乗ることができませんでした。
インフォメーションで聞くと、一旦サンタクルスという街に出て、
バスに乗り継ぐのがいいと伺いました。
30分ほどかけて、サンタクルスへ到着したのですが、
ここからのバスも2時間程待たないといけませんでした。
仕方なくこの街でタクシーを探しました。
ほとんど英語が通じない街で、タクシーを交渉して、
ここから約1時間かけて移動しました。
ですがこの時のドライバーさん、場所を間違えて降ろしてくれました。
さらに違うタクシーで15分程移動して、やっとホテルに到着です。
この時利用のホテルはリゾートでしたので、ハーフボードが付いていましたが、
ディナータイムには間に合わず、バーでおつまみだけで過ごすことになりました。
日本からの移動時間は、32時間を超えていました。
翌日に到着するといいましても、到着したのは22時半でした。
丸一日以上かけて、アフリカ大陸の西側までやってきました。
テネリフェ南空港へのルートを先に見つけていれば、
もう少し移動時間を短縮できたのかもしれません。
あまり無理な乗り継ぎは、お勧めしません。
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