スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

移動の方法 9

2019年09月28日 | 日記

 

 

24時間運用可能な空港。

 

このアイテムが、かなり遠い場所までの移動を可能にしてくれます。

深夜に旅立つ事ができれば、睡眠時間中に移動が可能になります。

海外では普通なのですが、日本では羽田・関空・那覇・セントレアあたりが24時間空港です。

 

この空港をうまく運用するのは、西へ向かう時です。

深夜便で欧州へ入ると、早朝にハブ空港に到着します。

ですので出発日の翌日には、欧州内のほとんどの場所へと乗り継ぐことができます。

 

無類のスペイン好きな私。

 

国内にある4つの文化の違うエリアには、すべて訪れました。

そんな時に、一つ見落としていた場所があることに気が付きました。

 

 

 

 

カナリア諸島です。

 

モロッコの南西側にある島々です。

ここにどうしても行ってみたくなりました。

 

2014年夏の事です。

この当時には、まだターキッシュエアラインズが、

イスタンブールまでの深夜便を、デイリーで飛ばしていました。

その後アタチュルク国際空港でのテロにより、観光客が激減します。

関空便は、2017年春に運休してしまいます。

ですがなんとか来年4月、オリンピック前に再就航します。

 

また私の移動手段が増える感じです。

スターアライアンスメンバーであるターキッシュエアラインズは、重要なアイテムです。

新しくなったイスタンブールの空港も見てみたい気がします。

 

カナリア諸島までの旅。

 

おそらく、今までで一番遠かった気がします。

乗り継げなかった行程を除いてですが....

私的にはカリブ海は、乗継がうまくいかない相性の悪いエリアです。

 

 

 

 

いくつかあるカナリア諸島で、私が目指したのはテネリフェです。

 

ここへ向かうことにしました、

ですが、この夏の旅同様にかなり情報が少ない。

なんとか空路で繋ぐルートをを検討しました。

 

“ 可能な限り飛行機で移動する ″ マイルールの一つです。

基本的に夏のルートは、マイルで手配を掛けます。

ですので、まずは欧州までの往復の手配を検討しました。

 

関空 ~ イスタンブール ~ バルセロナ ~ フランクフルト ~ 羽田

 

このルートが手配できました。

復路が羽田で止まっているのは、大阪で検索するとこの時期は手配が難しくなります。

ですので、羽田 ~ 関空 間の移動は別で手配を掛けました。

 

 

 

 

この時点で、往路はバルセロナまでの手配ができました。

ここからテネリフェまでの手配を検討しました。

 

後で分るのですが、このテネリフェという島には北と南に2つの空港がありました。

島の大きさは、ほぼ東京都と同じくらいの広さです。

私は色々と検討した結果、テネリフェ北空港へのルートを手配しました。

 

後は、バルセロナまでの復路の手配です。

この時には滞在するホテルはまだ決めていませんでした。

色々とホテルの検索をかけると、南の空港の傍にリゾートのゾーンがあるようです。

結局、このリゾートエリアでホテルを手配しました。

ですので、復路は南空港、往路は北空港という手配になりました。

 

この時の復路では、大好きな街バルセロナに立ち寄って帰りました。

ですので、距離は全くと言って関係なかったのですが、

スカウティングの不足により、

往路の移動が経験上最長の移動になってしまいました。

 

 

 

 

関空発は、深夜22時30分です。

そこから13時間余りの移動でイスタンブールへ向かいました。

勝手知ったるアタチュルク国際空港で乗継、バルセロナへと向かいました。

ですがここでバルセロナ便の出発が、遅延してしまいます。

70分遅れてバルセロナへ向かいまいした。

 

バルセロナから先は別手配です。

ここで一旦荷物をピックアップして、再度チェックインです。

手続きに手間取り、市内観光する時間は無くなってしまいました。

この時点で、関空を出てから24時間余り経過していました。

 

この先もフライトが遅延し、テネリフェ北空港に到着したのは20時前です。

カナリアにはバルセロナとも1時間時差があり、日本とは8時間の時差になります。

 

フライトが遅延したせいで、乗りたいバスには乗ることができませんでした。

インフォメーションで聞くと、一旦サンタクルスという街に出て、

バスに乗り継ぐのがいいと伺いました。

30分ほどかけて、サンタクルスへ到着したのですが、

ここからのバスも2時間程待たないといけませんでした。

 

 

 

 

仕方なくこの街でタクシーを探しました。

 

ほとんど英語が通じない街で、タクシーを交渉して、

ここから約1時間かけて移動しました。

ですがこの時のドライバーさん、場所を間違えて降ろしてくれました。

さらに違うタクシーで15分程移動して、やっとホテルに到着です。

この時利用のホテルはリゾートでしたので、ハーフボードが付いていましたが、

ディナータイムには間に合わず、バーでおつまみだけで過ごすことになりました。

 

 

 

 

日本からの移動時間は、32時間を超えていました。

翌日に到着するといいましても、到着したのは22時半でした。 

丸一日以上かけて、アフリカ大陸の西側までやってきました。

 

テネリフェ南空港へのルートを先に見つけていれば、

もう少し移動時間を短縮できたのかもしれません。

 

あまり無理な乗り継ぎは、お勧めしません。



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